香川知晶/編 -- 岩波書店 -- 2014.3 -- 490.15

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 490.1/セイメ/一般H 119330762 一般 利用可

資料詳細

タイトル 生命倫理の源流
書名ヨミ セイメイ リンリ ノ ゲンリュウ
副書名 戦後日本社会とバイオエシックス
著者名 香川知晶 /編, 小松美彦 /編  
著者ヨミ カガワ,チアキ , コマツ,ヨシヒコ  
出版者 岩波書店  
出版年 2014.3
ページ数等 342p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 年表あり 索引あり
一般件名 生命倫理  
ISBN 4-00-025958-X
ISBN13桁 978-4-00-025958-3
定価 5200円
問合わせ番号(書誌番号) 1102008448
NDC8版 490.15
NDC9版 490.15
内容紹介 人間の生命が科学技術の操作対象になった1960年代から生命倫理の制度的組込みがなされる80年代までの日本の状況を、現状に収斂する以前の多様な思考に光を当てつつ、科学技術政策や思想・宗教などの諸側面から歴史的に検証する。テーマごとの論考(第1部)と、当時主導的な役割を果たした人々への貴重なインタビュー記録(第2部)によって歴史を立体的に浮かび上がらせ、生命倫理の現状を批判的にとらえ返す。
著者紹介 【香川】1951年生まれ。山梨大学大学院医学工学総合研究部教授。哲学。著書「生命倫理の成立-人体実験・臓器移植・治療停止」「死ぬ権利-カレン・クインラン事件と生命倫理の転回」「命は誰のものか」など。 
著者紹介 【小松】1955年生まれ。武蔵野大学教養教育部会教授。科学史・生命倫理。「死は共鳴する-脳死・臓器移植の深みへ」「生権力の歴史-脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって」「生を肯定する-いのちの弁別にあらがうために」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 生命をめぐる1960‐80年代日本の状況(日本の生権力システム―1970‐80年代;科学技術政策とライフサイエンス―1960年代以降における倫理思想の出来と行方;「人類存亡の危機」をめぐる思想のゆくえ―1970年代の日本の岐路;「積極的に知らせる必要はない」検査―優生思想と生命倫理;死から生への転回―仏教者の生命倫理への関わり ほか)
第2部 キーパーソンの証言(戦後日本の科学技術政策と生命科学;科学者の責任とバイオエシックス;総合科学としてのバイオエシックス;日本発の精神と生命誌への歩み;日本におけるバイオエシックス導入と展開、覚書 ほか)