武内謙治/著 -- 日本評論社 -- 2014.3 -- 327.85

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 327.8/タケウ/一般H 119291501 一般 利用可

資料詳細

タイトル 少年司法における保護の構造
書名ヨミ ショウネン シホウ ニ オケル ホゴ ノ コウゾウ
副書名 適正手続・成長発達権保障と少年司法改革の展望
著者名 武内謙治 /著  
著者ヨミ タケウチ,ケンジ  
出版者 日本評論社  
出版年 2014.3
ページ数等 447p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり
一般件名 少年保護  
ISBN 4-535-52019-4
ISBN13桁 978-4-535-52019-6
定価 7000円
問合わせ番号(書誌番号) 1102006739
NDC8版 327.85
NDC9版 327.85
内容紹介 急速かつ根本的なレベルから変革を遂げている2000年代の少年司法改革は、それまでの歴史をどのように踏まえ、どのような価値選択を行っているのか。「改正」措置は、現実にはどのような機能を営んでいるのか。少年法規範の歴史や国際人権法規範からの要請を踏まえた「少年保護」の構造とともに、この「改正」の構造を解明。少年司法制度を、少年と社会に「開かれた」構造を核心に据える制度と理解し、少年司法の社会性をとらえ直していく中で、現在直面する問題を解決するための糸口を探っている。
著者紹介 1971年熊本県生まれ。95年九州大学法学部卒。97年九州大学大学院法学研究科修士課程修了。2000年九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。九州大学大学院法学研究院助手、日本学術振興会特別研究員を経て、現在、九州大学大学院法学研究院准教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
少年司法の現在と未来への見取り図
第1編 少年の処遇・身体拘束と少年保護(少年法第二次改正と少年補導条例の問題点;少年に対する勾留制限の史的構造;保護観察遵守事項違反に対する施設収容規定の問題点)
第2編 少年に対する適正手続保障と少年保護(現行少年法制定過程から見た捜査と審判の分離―現行少年法の理念と原理;少年法における一事不再理効の原像;少年再審の理論的課題;国選付添人制度の展望と課題;国選弁護士付添人制度と検察官関与)
第3編 検察官送致決定、刑事手続と少年保護(少年に対する裁判員裁判―死刑事件を契機として;「原則逆送」は何をもたらしたのか―鑑別判定の数量的変化からみた少年司法運営の検証;「原則逆送」再考;少年法50条の法意)