鈴木道代/著 -- 笠間書院 -- 2014.2 -- 911.122

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 911.1/ススキ/一般H 119290611 一般 利用可

資料詳細

タイトル 大伴家持と中国文学
書名ヨミ オオトモ ノ ヤカモチ ト チュウゴク ブンガク
著者名 鈴木道代 /著  
著者ヨミ スズキ,ミチヨ  
出版者 笠間書院  
出版年 2014.2
ページ数等 271,9p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
一般件名 漢詩  
個人件名 大伴 家持  
ISBN 4-305-70723-3
ISBN13桁 978-4-305-70723-9
定価 5800円
問合わせ番号(書誌番号) 1102006091
NDC8版 911.122
NDC9版 911.122
内容紹介 中国の六朝詩学を導入し歌を創造した家持。歌を日本の「詩」と捉え、漢詩と同質にみる態度は、歌論に表される歌の本質論に繋がる問題であり、家持の“歌学”の源流がある。本書では、特に越中時代以降の作品を取りあげ、『文選』『玉台新詠』六朝詩と比較検討し、『文心雕龍』などの文学理論と照合。どのように中国文学を享受し、日本の歌へと展開させたのか。家持が構築した新たな文芸の核“歌学”を明らかにする。
著者紹介 1973年兵庫県生まれ。96年大東文化大学文学部卒。2010年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期単位取得満期退学。11年國學院大學文学部兼任講師。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 家持と池主との交流歌―家持歌学の出発(家持と池主の文章論―「山柿の門」と「山柿の歌泉」をめぐって;家持の遊覧と賦の文学;家持と池主の離別歌―交友の歌学をめぐって)
第2部 家持の花鳥風詠と歌学(「庭中花作歌」における季節の花―なでしこと百合の花をめぐって;家持の花鳥歌―霍公鳥と時の花をめぐって;春苑桃李の花―幻想の中の風景;家持の七夕歌八首)
第3部 家持の君巨像―詩学から政治へ(侍宴応詔歌における天皇像;応詔儲作歌における君臣像の特色とその意義;家持歌における「皇神祖」の御代―「青き蓋」をめぐって;吉野行幸儲作歌における神の命と天皇観)