井出洋一郎/著 -- NHK出版 -- 2014.2 -- 723.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 723.3/イテ/一般S 119253957 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「農民画家」ミレーの真実
書名ヨミ ノウミン ガカ ミレー ノ シンジツ
シリーズ名 NHK出版新書
シリーズ巻次 427
著者名 井出洋一郎 /著  
著者ヨミ イデ,ヨウイチロウ  
出版者 NHK出版  
出版年 2014.2
ページ数等 228p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
ISBN 4-14-088427-4
ISBN13桁 978-4-14-088427-0
定価 820円
問合わせ番号(書誌番号) 1101996234
NDC8版 723.35
NDC9版 723.35
内容紹介 一九世紀フランスでは酷評され、日本やアメリカでは「敬虔で道徳的」と礼賛されたミレー。特に日本では、明治期よりミレーを偉人としてあがめてきたことが、画家の実像を見えにくくした。同時代の画壇を震撼させた革新性、農民画に留まらない画業の多様性、ミレー作品の現代性を明らかにしながら、毀誉褒貶に満ちた「清貧の農民画家」の真の姿に迫る。
著者紹介 1949年群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。府中市美術館館長。上智大学非常勤講師。著書に「ルーヴルの名画はなぜこんなに面白いのか」など。訳書にA.サンスィエ「ミレーの生涯」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 “種をまく人”がまいているのは何か?―ミレーの革新性(ミレーによる「農民画」の改革;“種をまく人”の衝撃;二つの“種をまく人”の謎)
第2章 ミレーの生涯と画業の変遷―ミレーの多様性(グレヴィルの日々―ミレーの原風景;シェルブール、パリ―苦難の日々と肖像画家としての研鑽;二月革命でつかんだチャンス―歴史画から農民画へ;バルビゾン前期―農民画代表作の誕生;バルビゾン後期―風景画の新境地と名声;晩年―最後の「四季」から印象主義の先駆へ)
第3章 ミレーは本当に清貧か?―ミレー神話の形成過程(ミレー・ブームを作ったアメリカ;サンスィエの「ミレー伝」、神話と真実;日本におけるミレー神話)
第4章 さまよえる魂の画家―ミレーの現代性(「現代画家」としてのミレーの素顔;人間の疎外とミレーの世界性)