中野純/著 -- 集英社 -- 2014.1 -- 382.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 382.1/ナカノ/一般S 119248006 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「闇学」入門
書名ヨミ ヤミガク ニュウモン
シリーズ名 集英社新書
シリーズ巻次 0723B
著者名 中野純 /著  
著者ヨミ ナカノ,ジュン  
出版者 集英社  
出版年 2014.1
ページ数等 204p
大きさ 18cm
一般件名 日本-風俗  
ISBN 4-08-720723-4
ISBN13桁 978-4-08-720723-1
定価 720円
問合わせ番号(書誌番号) 1101991199
NDC8版 382.1
NDC9版 382.1
内容紹介 古来、日本人は月光を愛で、蛍狩り、虫聴きといった闇のレジャーを多彩に楽しんだ。江戸庶民は夜を徹して富士山に登り、『陰翳礼讃』で谷崎潤一郎が「洞穴のような闇」と評した日本家屋の暗がりは西洋の建築家たちを魅了した。つまり日本人は闇の達人だった。だが今、オフィスでは一日中電灯がともり、深夜でもコンビニの光が溢れる都市から闇は駆逐されている。本書は風俗・文学・信仰・健康…などさまざまな視点から闇を見つめる。衰えた五感を再生し、地球の未来を明るく照らす、豊穣な闇世界への招待状である。
著者紹介 1961年東京都生まれ。文筆家。「闇」に関わる著作を数多く発表する一方、夜の山や街を歩く「闇歩きガイド」としても活動。著書に「闇を歩く」「東京「夜」散歩」「庶民に愛された地獄信仰の謎」ほか。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 闇の現代史 光に鈍感になった日本人(光の国、日本;日本人の目は光に鈍感? ほか)
第2章 闇を遊ぶ 闇を使った賢い生きかた(闇に休み、闇に遊んだ電気以前の暮らし;花虫風月、夜の虫を愛でる文化 ほか)
第3章 夜目と夜覚の世界 五感は闇の中で磨かれる(ただ暗いだけで五感が敏感に;夜目とはなにか ほか)
第4章 日本の闇はやわらかい 日本文化は闇の文化(江戸時代の灯りと闇;暗順応を前提とした照明 ほか)
第5章 明るい未来から、美しく暗い未来へ(祭りの光は闇を意識させるためにある;広重が描いた両国花火の暗さ ほか)