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「心の闇」と動機の語彙利用可

鈴木智之／著 -- 青弓社 -- 2013.12 -- 070.15

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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
鳥取県立	一般	070.1/ｽｽｷ/一般	119228983	一般	利用可

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タイトル	「心の闇」と動機の語彙
書名ヨミ	ココロ　ノ　ヤミ　ト　ドウキ　ノ　ゴイ
副書名	犯罪報道の一九九〇年代
シリーズ名	青弓社ライブラリー
シリーズ巻次	７８
著者名	鈴木智之／著
著者ヨミ	スズキ，トモユキ
出版者	青弓社
出版年	2013.12
ページ数等	１７１ｐ
大きさ	１９ｃｍ
一般件名	犯罪と報道
ISBN	4-7872-3366-1
ISBN13桁	978-4-7872-3366-0
定価	１６００円
問合わせ番号（書誌番号）	1101983864
NDC8版	070.15
NDC9版	070.15
内容紹介	地下鉄サリン事件や神戸連続児童殺傷事件で急速に広まり語られるようになった「心の闇」。１９９０年代の犯罪をめぐる新聞報道を詳細に追い、その語りを「動機の語彙」という視点から読み解いていく。そして、「心の闇」という言葉が犯罪とどう結び付き、その行為主体＝「犯人」のイメージをどう作り上げたのかを、行為と動機の関係性から分析する。２０００年代の犯罪報道ではすでに常套句と化している「心の闇」。しかしその言葉は、他者の理解しがたさを強調することで自己と他者の結び付きに亀裂をもたらしている。「心の闇」に私たちの社会は何を見ようとし、またそれを語ることでどのような可能性を排除してきたかを問い、他者との関係性をどう再構築していくのかを明らかにする。
著者紹介	１９６２年東京都生まれ。法政大学社会学部教授。専攻は理論社会学、文化社会学。著書に『村上春樹と物語の条件』など。

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内容一覧

タイトル	著者名	ページ
第１章　「心」を「闇」として語るということ（犯罪報道と秩序意識；「動機の語彙論」という視点　ほか）
第２章　「心の闇」の浮上―酒鬼薔薇事件（一九九七年）までの新聞報道から（「闇」として語られ始めた「心」；露出する闇―地下鉄サリン事件（一九九五年）　ほか）
第３章　「動機」が「わからない　わかる」と言うこと―「酒鬼薔薇聖斗」をめぐる大学生たちの語りから（「心」は本当に「闇」のなかなのか？；「「どうして」を教えて」―ある新聞記事に基づく“問いかけ”の試み　ほか）
第４章　「心の闇」の定着―一九九八‐二〇〇〇年の新聞報道から（リンクの広がりとイメージの定型化―一九九八‐九九年；母親たちの「心の闇」―音羽幼女殺害事件（一九九九年）　ほか）
第５章　対話としての動機の語り（“他者”との遭遇；「物語モード」と「論理‐科学的モード」　ほか）

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