山東功/著 -- 岩波書店 -- 2013.10 -- 810.12

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 810.1/サント/一般H 119164153 一般 利用可

資料詳細

タイトル 日本語の観察者たち
書名ヨミ ニホンゴ ノ カンサツシャタチ
副書名 宣教師からお雇い外国人まで
シリーズ名 そうだったんだ!日本語
著者名 山東功 /著  
著者ヨミ サントウ,イサオ  
出版者 岩波書店  
出版年 2013.10
ページ数等 208p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり
一般件名 国語学-歴史  
ISBN 4-00-028628-5
ISBN13桁 978-4-00-028628-2
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101975756
NDC8版 810.12
NDC9版 810.12
内容紹介 大航海時代の宣教師たちから、オランダ商館の人々、幕末の外交官、明治のお雇い外国人まで。立場を背景にした強靱な使命感と知的好奇心によって、“内”の視点では気づきにくい日本語の特質を、“外”から鋭く観察して書物を残した。LとRの発音の区別がない、格変化や性・数の別がない!と驚きながらも、辞書や文法書を作って後進のためとし、海外に日本学の種を播いた彼らに光を当てる。
著者紹介 1970年大阪生まれ。2000年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。大阪女子大学専任講師等を経て、現在、大阪府立大学教授、専攻は日本語学、日本思想史。著書に「明治前期日本文典の研究」「唱歌と国語-明治近代化の装置」ほか。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 日本語は国内でどう見られてきたのか―「歌の言葉に里言を当つること、梵経を翻訳せむがごとく」(『あゆひ抄』)
第2章 宣教師言語学の時代―「日本の手紙はきわめて短く、すこぶる要を得ている」(ルイス・フロイス『日欧文化比較』)
第3章 オランダ商館から見た日本語―「古代の史記及び学術も、皆虚妄にして原づく所なく」(フィッセル『日本風俗備考』)
第4章 ヨーロッパの日本学者たち―「複雑な、時には曖昧と思われる日本語の文字」(ホフマン『日本文典』)
第5章 幕末外交官と宣教師の日本語―「辞書または資料的な助けなくしては、日本語を学ぶことがどんなにむずかしいか」(『ヘボン書簡集』)