石神裕之/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2013.4 -- 210.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 210.2/イシカ/一般 118985757 一般 利用可

資料詳細

タイトル 近世庚申塔の考古学
書名ヨミ キンセイ コウシントウ ノ コウコガク
著者名 石神裕之 /著  
著者ヨミ イシガミ,ヒロユキ  
出版者 慶應義塾大学出版会  
出版年 2013.4
ページ数等 243p
大きさ 27cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 , 庚申信仰 , 日本-歴史-近世  
ISBN 4-7664-2041-1
ISBN13桁 978-4-7664-2041-8
定価 7400円
問合わせ番号(書誌番号) 1101932939
NDC8版 210.2
NDC9版 210.5
内容紹介 中世末から民衆の世界に広まり、近世以降、社会に深く浸透した庚申信仰。信仰の様相と、それを育んだ社会の実態の痕跡を現代に伝えているのが、全国各地に数多く建立された庚申塔である。本書は、碑面に青面金剛、地蔵菩薩、三猿などが彫られ、さまざまな大きさ、形状のものがあるそれらの考古学的分析を行う。戦前戦後を通して、庚申塔は好事家たちによる調査・蒐集の対象となり、歴史学、民俗学などの見地からも研究が積み重ねられてきた。本書は、考古学を基盤にそれらを有機的に統合するとともに、新たな調査、分析を重ね、近世日本人の心性、信仰、紐帯から都市・農村の空間と交通の実態にまで迫る、新しい試みの成果である。
著者紹介 1973年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。2007~10年慶應義塾大学文学部准教授。10~13年同大学矢上地区文化財調査室准教授。現在、慶應義塾大学文学部非常勤講師。主要業績に「関東地方の六道銭にみる永楽通寶」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 近世庚申塔研究の目的
第1章 既往研究の概要と視座
第2章 石塔形態に対する型式学的分析
第3章 近世庚申塔の主尊に対する考古学的分析
第4章 近世庚申塔にみる施主名称の史的変遷
第5章 近世庚申塔にみる造立期日銘の検討
第6章 武蔵国荏原郡馬込村の庚申塔施主
第7章 近世庚申塔造立習俗の展開と村落社会の変化
第8章 近世後期の庚申塔にみる石造遺物の盛衰
終章 近世庚申塔研究の地平