伊賀上菜穂/著 -- 彩流社 -- 2013.4 -- 385.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 2階環日 385.4/イカウ/環日 118983711 環日 利用可

資料詳細

タイトル ロシアの結婚儀礼
書名ヨミ ロシア ノ ケッコン ギレイ
副書名 家族・共同体・国家
著者名 伊賀上菜穂 /著  
著者ヨミ イガウエ,ナホ  
出版者 彩流社  
出版年 2013.4
ページ数等 392,46p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
原書名 並列タイトル:Русские свадебные обряды
一般件名 結婚-ロシア-歴史  
ISBN 4-7791-1874-3
ISBN13桁 978-4-7791-1874-6
定価 5000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101931002
NDC8版 385.4
NDC9版 385.4
内容紹介 帝政ロシアの結婚式といえば、貴族の華やかな舞踏会が思い浮かぶ。しかしロシア農村の結婚式は、花嫁が結婚を嫌がって泣き崩れる悲哀に満ちたものだった。帝政時代のロシア人の結婚儀礼は、階層によってなぜ大きく違ったのか。農村の花嫁はなぜ泣いたのか。そしてソ連時代以降、農村社会の生活と儀礼はどのように変化していったのか。本書は十九世紀末から二〇世紀にかけての農村ロシア人の結婚儀礼を、民族学、フォークロア学、文化人類学の方法論で解読する。結婚儀礼の地域差や階層差の由来、儀礼に関わる人々の役割の意味、「呪われた娘」や人狼など、結婚に関わる怪談と儀礼の関係、そしてソ連時代の「儀礼政策」が結婚儀礼に与えた影響について論じる好著。
著者紹介 1992年上智大学外国語学部卒。94年大阪大学大学院言語文化研究科博士前期課程修了。2001年同博士後期課程修了。東北大学東北アジア研究センター講師、大阪外国語大学非常勤講師などを経て、現在、中央大学総合政治学部准教授。著書「民族遊戯大事典」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 ロシア農村結婚儀礼研究の意義
第1章 ロシア人の結婚儀礼概観
第2章 帝政時代のロシア農民と家族
第3章 帝政末期のロシア農村の結婚儀礼
第4章 帝政末期のロシア農村における結婚儀礼参加者の役割
第5章 結婚にまつわる怪談―「呪われた娘」と「人狼」との相関性
第6章 ロシア革命以降の結婚儀礼―国家と個人