小林賢章/著 -- 角川学芸出版 -- 2013.3 -- 910.23

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/コハヤ/一般H 118850977 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「暁」の謎を解く
書名ヨミ アカツキ ノ ナゾ オ トク
副書名 平安人の時間表現
シリーズ名 角川選書
シリーズ巻次 521
著者名 小林賢章 /著  
著者ヨミ コバヤシ,タカアキ  
出版者 角川学芸出版  
出版年 2013.3
ページ数等 214p
大きさ 19cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代 , 時間・空間  
ISBN 4-04-703521-1
ISBN13桁 978-4-04-703521-8
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101927617
NDC8版 910.23
NDC9版 910.23
内容紹介 『枕草子』の次の場面から何時を想像するだろうか。「夜が明けてしまいそうですね」「今さら寝てはだめですよ」。実は午前2時30分の一場面だ。時代を隔てているとはいえ、不自然さが残る。男女の別れの時刻である「暁」や、「宵」「夜もすがら」など、おなじみの時間表現を子細に検討。作品の矛盾を解き、平安人の時間感覚に迫る。新たな古典の世界を拓く画期的考察。
著者紹介 1949年名古屋市生まれ。大阪大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。帝塚山短期大学、大阪府立大学を経て、89年より同志社女子大学表象文化学部教授。主に、古代の時間表現を研究。著書に「アカツキの研究」、監修に「じつは面白かった「平家物語」」等がある。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 平安時代、日付はいつ変わったのか
第2章 「暁」―男女の思いが交錯した時間
第3章 「有明」―平安人の美意識が重なる言葉
第4章 動詞「明く」が持つ重要な意味
第5章 「夜もすがら・夜一夜」―平安人の「一晩中」とは
第6章 「今宵」―今晩も昨晩も
第7章 「夜をこめて」―いつ「鳥の空音」をはかったか?
第8章 「さ夜更けて」―午前三時に向かう動き