依岡隆児/著 -- 集英社 -- 2013.1 -- 940.28

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 940.2/ヨリオ/一般S 118898480 一般 利用可

資料詳細

タイトル ギュンター・グラス「渦中」の文学者
書名ヨミ ギュンター グラス カチュウ ノ ブンガクシャ
シリーズ名 集英社新書
シリーズ巻次 0676F
著者名 依岡隆児 /著  
著者ヨミ ヨリオカ,リュウジ  
出版者 集英社  
出版年 2013.1
ページ数等 216p
大きさ 18cm
内容細目 著作目録あり 年譜あり
ISBN 4-08-720676-9
ISBN13桁 978-4-08-720676-0
定価 740円
問合わせ番号(書誌番号) 1101911874
NDC8版 940.28
NDC9版 940.278
内容紹介 小説『ブリキの太鼓』で世界的に知られる、現代ドイツを代表するノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス。社会民主主義者であり、政治活動も厭わない「行動する作家」でもあるが、自伝的小説『玉ねぎの皮をむきながら』において、かつてナチスの武装親衛隊員だったことを告白し、全世界に衝撃を与えた。近年もドイツ社会のタブーともいえるイスラエル批判を行い物議をかもすなど、八〇歳を越えてなお世界を「翻弄」し続けている。常に「渦中にいる」この大作家の実像を、気鋭のグラス研究者が明らかにする。
著者紹介 1961年高知県生まれ。筑波大学第2学群比較文化学類卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。徳島大学総合科学部教授を経て、同大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授。専門はドイツ文学、比較文学・比較文化学。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 ふるさとを離れることはない(一九二七年から五〇年)
第2章 灰色を愛す(一九五〇年代)
第3章 コラボレートする(一九六〇年代、七〇年代)
第4章 真実はそのつど、語り直される(一九八〇年代)
第5章 喪失は文学の前提である(一九九〇年代)
第6章 想起とは恩寵でもあれば、呪いでもある(二一世紀)