鈴木貞美/編 -- 勉誠出版 -- 2013.1 -- 361.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 361.5/シヤン/一般H 118910655 一般 利用可

資料詳細

タイトル 上海一〇〇年
書名ヨミ シャンハイ ヒャクネン
副書名 日中文化交流の場所
著者名 鈴木貞美 /編, 李征 /編  
著者ヨミ スズキ,サダミ , リ,セイ  
出版者 勉誠出版  
出版年 2013.1
ページ数等 281p
大きさ 20cm
内容細目 年表あり
一般件名 国際文化交流-歴史 , 日本-対外関係-中国-歴史-近代 , 上海  
ISBN 4-585-29049-4
ISBN13桁 978-4-585-29049-0
定価 4200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101911608
NDC8版 361.5
NDC9版 361.5
内容紹介 戦前・戦後にまたがり日中文化交流の場であった上海。上海を描いた芥川龍之介、横光利一、晩年を過ごした田村俊子、戦後の上海で生活をした堀田善衞ら作家たちの姿や、雑誌や翻訳事情などを発掘。日中双方の研究者によって、いまだ未解明な部分が多い近代東アジアの実像に迫る。
著者紹介 【鈴木】東京大学文学部卒。日本近現代文芸文化史の再編を進め、国際的に活躍。国際日本文化研究センター教授。著書に「日本人の生命観-神、恋、倫理」「「日本文学」の成立」「入門日本近現代文芸史」などがある。 
著者紹介 【李】瀋陽大学日本語科卒。専門は、日本近現代文学、比較文学。復旦大学準教授。主な著書に「表象としての上海」「都市空間の叙述形態-日本近代小説文体研究」などがある。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「上海一〇〇年」に寄せて(知られざる日本の親中国派と上海)
清末民初の日中交流(清末民初の上海文明戯と日本―日中間を往復する演劇人たち;芥川龍之介と上海―中国体験のもう一面;劉吶鴎と「新興文学」―マルクス主義文芸理論の受容を中心として)
横光利一『上海』をめぐって(横光利一『上海』論のために―言語都市“上海”とその“日本”をめぐる表象の歴史性;横光利一『上海』と映画表象)
田村俊子という存在(日本占領下の上海文壇―田村俊子の足跡を中心に;田村俊子の一九三九年―日本から中国へ)
メディアと文学(上海の日本語雑誌メディア―『上海消息』;占領期上海で翻訳紹介された日本文学―章克標訳『現代日本小説選集』収録作品の初出を読む;太平洋戦争期の「日華交流」と上海発の文学―『上海時代』と黒木清次「棉花記」から)