烏賀陽弘道/著 -- PHP研究所 -- 2012.11 -- 543.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 543.5/ウカヤ/一般H 118930067 一般 利用可

資料詳細

タイトル 原発難民
書名ヨミ ゲンパツ ナンミン
副書名 放射能雲の下で何が起きたのか
シリーズ名 PHP新書
シリーズ巻次 831
著者名 烏賀陽弘道 /著  
著者ヨミ ウガヤ,ヒロミチ  
出版者 PHP研究所  
出版年 2012.11
ページ数等 238p
大きさ 18cm
一般件名 福島第一原子力発電所事故(2011)  
ISBN 4-569-80417-9
ISBN13桁 978-4-569-80417-0
定価 760円
問合わせ番号(書誌番号) 1101893098
NDC8版 543.5
NDC9版 543.5
内容紹介 「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」―何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだ苦しみの渦中で喘いでいる。
著者紹介 1963年京都市生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。三重県津支局、愛知県岡崎支局等を経て、2003年に早期定年退社。以後、フリーの立場でメディア批評や音楽評論等を展開。フリージャーナリスト、写真家。日本外国特派員協会名誉会員。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ すべては放射能雲の予測ミスから始まった(福島第一原発から流れ出た放射性物質の行方;犠牲者を増大させた政府の二重の過ち ほか)
第1章 福島第一原発が見える町(一時帰宅に許された時間は五時間;線量計が毎時二〇マイクロシーベルトを指した ほか)
第2章 絆を引き裂かれた避難者たち(すべて自腹で避難を強いられた人たち;「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」 ほか)
第3章 そのとき南相馬市・飯舘村では(国道沿いの店はすべて明かりが消えていた;なぜ、スーパーや銀行は店を閉めたのか? ほか)
第4章 被曝者も避難者も出さない方法は、確実にあった(放射能雲が北西方向へ流れることは予測できた;法律はきちんと決めていた ほか)