海老坂武/著 -- 講談社 -- 2012.9 -- 910.26

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 910.2/エヒサ/一般S 118817786 一般 利用可

資料詳細

タイトル 戦後文学は生きている
書名ヨミ センゴ ブンガク ワ イキテイル
シリーズ名 講談社現代新書
シリーズ巻次 2175
著者名 海老坂武 /著  
著者ヨミ エビサカ,タケシ  
出版者 講談社  
出版年 2012.9
ページ数等 285p
大きさ 18cm
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)  
ISBN 4-06-288175-6
ISBN13桁 978-4-06-288175-3
定価 800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101886141
NDC8版 910.26
NDC9版 910.264
内容紹介 名作が語る日本の現代史。戦後の日本人の精神に多大な影響を与えた文学や思想の名著20を読み解く。老いに向き合いながらも意気軒昂な、海老坂ワールドを堪能できる、手軽で本格的な1冊。
著者紹介 1934年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。一橋大学教授、関西学院大学教授を歴任。専攻はフランス現代文学・思想。主な著書に「シングル・ライフ」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 戦争とは何か―生と死のはざまで(生きたい、生きのびたい!『きけ わだつみのこえ』;死の準備としての戦争―梅崎春生『桜島』 ほか)
第2章 カオスの中から―生を取り戻す(偽善的言説への異議申し立て―坂口安吾『堕落論』;いま精神はどこにあるか―石川淳『焼跡のイエス』 ほか)
第3章 思想の芽をどこに求めるか―転向・主体・自己の告発(思想をどう作るか―鶴見俊輔『転向研究』;強靱な主体の確立を―丸山真男『日本の思想』 ほか)
第4章 世界を異化する―存在の立脚点を求めて(故郷の別れ―安岡章太郎『海辺の光景』;戦後世代の自前の旅行記―小田実『何でも見てやろう』 ほか)
第5章 辺境から―時の壁を超えて(非情な世界の優しさ―深沢七郎『楢山節考』;仮面と素顔―大城立裕『カクテル・パーティー』 ほか)