カルロ・ギンズブルグ/著 -- 筑摩書房 -- 2012.9 -- 327.937

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 327.9/キンス/一般H 118817223 一般 利用可

資料詳細

タイトル 裁判官と歴史家
書名ヨミ サイバンカン ト レキシカ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
シリーズ巻次 キ20-1
著者名 カルロ・ギンズブルグ /著, 上村忠男 /訳, 堤康徳 /訳  
著者ヨミ ギンズブルグ,カルロ , ウエムラ,タダオ , ツツミ,ヤスノリ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2012.9
ページ数等 287p
大きさ 15cm
内容細目 著作目録あり
原書名 Il giudice e lo storico.∥の翻訳
一般件名 刑事裁判-イタリア  
ISBN 4-480-09466-0
ISBN13桁 978-4-480-09466-7
定価 1300円
問合わせ番号(書誌番号) 1101885375
NDC8版 327.937
NDC9版 327.937
内容紹介 1972年、イタリア新左翼運動のさなかにミラーノでひとりの警視が殺害された。事件の黒幕として、16年後に告発されたのは著者の友人、アドリアーノ・ソフリであった。友人の無実を証明すべく立ち上がったギンズブルグが、裁判記録を丹念に読み解きながら、事件の経緯を臨場感あふれる筆致で描きだす。証言、証拠、記録―ともにこれらに向き合いながら、裁判官は、歴史家はそれぞれどういう態度をとるべきなのか。単なる実証主義でも、「歴史=物語」とする相対主義でもない、歴史学の「第三の道」を探りつづけるギンズブルグの方法論が、事件の検証を通して鮮やかに示される。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
窓から舞い落ちた死体―十六年後の告発
裁判官と歴史家
予審判事ロンバルディの報告
裁判長ミナーレの追及
殺害指示
歴史学的実験としての裁判
謎の十七日間
憲兵たちの証言
闇に包まれた夜の面談
ヴィンチェンツィ司祭の証言〔ほか〕