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白須淨眞/著 -- 勉誠出版 -- 2012.8 -- 292.28

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 292.2/シラス/一般 118795007 一般 利用可

資料詳細

タイトル 大谷探検隊研究の新たな地平
書名ヨミ オオタニ タンケンタイ ケンキュウ ノ アラタナ チヘイ
副書名 アジア広域調査活動と外務省外交記録
著者名 白須淨眞 /著  
著者ヨミ シラス,ジョウシン  
出版者 勉誠出版  
出版年 2012.8
ページ数等 384p
大きさ 23cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 西域-探検  
ISBN 4-585-22040-2
ISBN13桁 978-4-585-22040-4
定価 8000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101882103
NDC8版 292.28
NDC9版 292.28
内容紹介 20世紀初頭、各国の思惑が入り乱れる内陸アジアに入った大谷探検隊。仏跡調査を目ざすこの隊を、英・露・清国、そしてチベットのダライ・ラマ13世は、どのように見たのか。また小村寿太郎と続く内田康哉外務大臣は、各国の抗議にどのように対処したのか。新資料・外務省外交記録がその知られざる真相を詳細に浮き彫りにする。
著者紹介 1949年島根県生まれ。広島大学大学院教育学研究科准教授。龍谷大学大学院文学研究科修士課程修了。専門は東洋史学。74年「高昌門閥社会の研究」で流沙海西奨学賞を、92年『忘れられた明治の探険家渡辺哲信』で人文科学研究協会賞をそれぞれ受賞。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1編 第一次大谷探検隊(1902~1904)に関する外務省外交記録(1903年3月の第一次大谷隊に対する露国の抗議と外務省の対応―「明治三十六年三月、本願寺僧侶中央亜細亜旅行中ノ行動ニ関スル件」について;大谷探検隊パミールを越える詩一首)
第2編 第二次大谷探検隊派遣直前(1908)の外務省外交記録(1908年8月の清国五臺山における一会談と国際政治社会への波紋―清国へ蒙塵中のダライラマ13世と西本願寺の接触;1908年、堀賢雄が撮影した五臺山―100余年前のガラス乾板写真から)
第3編 第二次大谷探検隊(1908~1910)に関する外務省外交記録(大谷光瑞がダライラマ13世に宛てた1910年2月7日付け英文書簡―大谷探検隊に対する英国・英国インド政庁及び外務省の対応;野村栄三郎による第三次大谷探検隊の消滅と新・三次隊の編成―英国インド政庁のカラコルム・パス通過拒否とその余波;大谷光端とチベット―その研究の展望;能海寛チベットへの旅立ち―明治青年仏僧は、なぜ入蔵を試みたのか;大谷探検隊に触れることを避けた『カシュガール滞在記』―在カシュガル英国総領事・マカートニ夫人の記録)
第4編 第三次大谷探検隊(1910~1914~)に関する外務省外交記録(京都における敦煌学の興隆と第三次大谷探検隊―大谷光瑞と羅振玉;第三次大谷探検隊将来墓表・墓誌と羅振玉―トゥルファン諸古墳群出土漢文墓表・墓誌研究の始まり;第三次大谷探検隊・橘瑞超の消息不明とその探索―関係外交記録の整理と、ことの経緯)
第5・付編 関連諸論と資料(外務本省における「公信」の接受と発遣―第三次大谷探検隊に係わる「公信」と唐代官文書の対比;大谷探検隊、その歴史学的認識への試み;「大谷伯一向ノ動静ニ関スル件」―明治43(1909)年1月24日、在カルカッタ総領事代理・平田知夫が外務大臣伯爵小村寿太郎へ送付した機密交信の録文)