中村士/監修 -- 角川学芸出版 -- 2012.8 -- 440.21

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 440.2/エトノ/一般H 118704652 一般 利用可

資料詳細

タイトル 江戸の天文学
書名ヨミ エド ノ テンモンガク
副書名 渋川春海と江戸時代の科学者たち
著者名 中村士 /監修  
著者ヨミ ナカムラ,ツコウ  
出版者 角川学芸出版  
出版年 2012.8
ページ数等 221p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり
一般件名 天文学-歴史  
ISBN 4-04-653265-3
ISBN13桁 978-4-04-653265-7
定価 1400円
問合わせ番号(書誌番号) 1101881997
NDC8版 440.21
NDC9版 440.21
内容紹介 『天地明察』の主役・渋川春海(安井算哲)、ライバル・関孝和、天体観測が趣味の徳川吉宗…。日本の科学の底力がわかる!天文と暦に命を賭けた江戸の男たちの偉業。
著者紹介 1943年生まれ。東京大学理学部卒業後、同理系大学院博士課程修了。76年東京天文台に入所。探査機はやぶさの可視カメラの設計・開発指導、すばる望遠鏡による微小小惑星の探査研究を行う傍ら、江戸時代の天文学を研究。現在、帝国平成大学教授、放送大学客員教授等。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 江戸天文ブームの先駆け、渋川春海(日本人初の実測による星図;日本の天文学事始め;天文暦学のパイオニアとなった渋川春海;授時暦に熱中した算聖・関孝和;なぜ春海は改暦に成功したのか?;貞享暦の側面)
第2章 江戸天文学のパトロン、天文将軍・徳川吉宗(実利的な学問を目指し、自ら天体観測;洋書の解禁を進言した二人の数学者;改暦をめぐる天文方と土御門家の対立;江戸時代の天文台の役割とは?;吉宗が愛用した天体観測機器;日本人の暦好きから発展した多彩な暦)
第3章 なにわの天文学者、麻田剛立とその弟子たち(近代的な天文学研究の父・麻田剛立;西洋天文学による最初の改暦;理論天文学に優れた下級武士・高橋至時;天体観測機器の開発に貢献―間重富;「地動説」を紹介した長崎通詞;天才技術者・国友藤兵衞の反射望遠鏡;天体観測を取り入れて測量した伊能忠敬)
第4章 地方で活躍した技術者・研究者(望遠鏡をビジネスに―岩橋善兵衛;日本初の「天体観望会」とは?;マルチな科学者、讃岐の久米通賢;加賀藩の天文学を牽引した西村太冲;加賀藩の優れた研究者たち;プラネタリウムをつくった田中久重)
第5章 幕末に活躍した天文学者たち(獄死した悲劇の天文方―高橋景保;日本初、星の等級を区別した星図;天保暦を完成させた渋川景佑;幕末天文方の日常と生活;明治改暦の舞台裏)