田中克彦/著 -- 筑摩書房 -- 2012.6 -- 801.03

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 801/タナカ/一般H 118757735 一般 利用可

資料詳細

タイトル 差別語からはいる言語学入門
書名ヨミ サベツゴ カラ ハイル ゲンゴガク ニュウモン
シリーズ名 ちくま学芸文庫
シリーズ巻次 タ7-3
著者名 田中克彦 /著  
著者ヨミ タナカ,カツヒコ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2012.6
ページ数等 219p
大きさ 15cm
内容細目 文献あり
一般件名 言語社会学 , 社会的差別  
ISBN 4-480-09462-8
ISBN13桁 978-4-480-09462-9
定価 1000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101865952
NDC8版 801.03
NDC9版 801.03
内容紹介 片輪、めくら、特殊部落…。公には使ってはいけないとされるこれらの言葉。しかしなぜこれらは「差別語」であり、使用する側にもされる側にも、そう感じさせるのだろう?例えば「屠殺」の場合、生きているウシと食材としてのギュウという二つの言葉を用意せずにはいられなかった私たちの感覚に、問題を解くカギがあるのではないか。自ら公の場で使用し、糾弾された経験を持つ著者が、一つ一つの言葉が持つ文化的背景などから、差別語の差別語たるゆえんを解読。避けて通ったり排除したりするだけでは何の解決にもならない、日本語の、日本社会の根本問題に取り組む。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
差別語の発見
言語ニヒリズムの邪道
ことばは人間が作ったものだから人間が変えられる
蔑視語と差別語
サベツ語糾弾が言語体系にもたらす結果について
「オンナ」で考える―サベツ語と語彙の体系性
「片目」で考える―欠損を表わすための専用形
ハゲとメクラ―欠如詞(privativa)の概念を検討する
略語のサベツ効果について―「北鮮」から「ヤラハタ」まで
「トサツ」についての予備的考察〔ほか〕