検索条件

  • 一般件名
    違憲審査司法-アメリカ合衆国
ハイライト

〔ヌデ〕島次郎/著 -- 岩波書店 -- 2012.5 -- 493.72

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 493.72/ヌテシ/一般H 118743347 一般 利用可

資料詳細

タイトル 精神を切る手術
書名ヨミ セイシン オ キル シュジュツ
副書名 脳に分け入る科学の歴史
著者名 〔ヌデ〕島次郎 /著  
著者ヨミ ヌデシマ,ジロウ  
出版者 岩波書店  
出版年 2012.5
ページ数等 217p
大きさ 20cm
内容細目 文献あり
一般件名 精神医学-歴史 , 脳神経外科  
ISBN 4-00-025843-5
ISBN13桁 978-4-00-025843-2
定価 2700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101862891
NDC8版 493.72
NDC9版 493.72
内容紹介 脳の中を切るロボトミーなどの精神外科は、非人道的な手術として、日本では封印された。しかしそれは、「過去のあやまち」として片付けてよいものではなく、現代の脳科学の研究・臨床とさまざまな形で関わっているのではないか。「精神を切る手術」の歴史から考える、刺激的な脳科学論。
著者紹介 1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。三菱化学生命科学研究所社会生命科学研究室長等を経て、現在、生命倫理政策研究会共同代表。専門は、生命科学・医学の研究と臨床応用を中心にした科学政策論。著書に「先端医療のルール-人体利用はどこまで許されるのか」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 なぜ「精神を切る手術」か―脳の科学と臨床の関係を考えるために
第1章 「偉大で絶望的な治療」―欧米での精神外科の発端と展開(創始者モニスと伝道者フリーマン;様々な代替法の開発―消えた流れと今につながる流れ;退潮と非難を超えて―生き残った精神外科)
第2章 封印された過去―日本の精神外科の歴史(ロボトミーの始まりと広まり;ロボトミーに代わる術式の展開―戦後日本の脳外科、神経科の動向との関わり;学会による否定決議とタブーの定着)
第3章 脳への介入の「根拠」と「成果」―脳科学と精神外科の相互交渉(ロボトミーは前頭葉への注目で始まった―勃興期の精神外科と脳神経回路説;記憶の研究を革新した一症例―眼窩皮質下切截の「副産物」;どこをどう切ればよいか―脳画像研究の進展と精神外科の現在;医療の名のもとに脳にどこまで介入してよいか―治療と臨床試験の狭間で)
終章 脳科学に何を求めるべきか―社会への応用に対する科学研究のあり方