ナギーブ・マフフーズ/著 -- 国書刊行会 -- 2012.5 -- 929.763

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 929.7/マフフ-3/一般 118754088 一般 利用可

資料詳細

タイトル 夜明け
書名ヨミ ヨアケ
巻次
副書名 カイロ三部作
著者名 ナギーブ・マフフーズ /著, 塙治夫 /訳  
著者ヨミ マフフーズ,ナギーブ , ハナワ,ハルオ  
出版者 国書刊行会  
出版年 2012.5
ページ数等 350p
大きさ 23cm
ISBN 4-336-05379-0
ISBN13桁 978-4-336-05379-4
定価 4500円
問合わせ番号(書誌番号) 1101861477
NDC8版 929.763
NDC9版 929.763
内容紹介 時代は1935年から1944年まで。第二次大戦が勃発して、イタリアがカイロを爆撃。その直後、老衰したアフマド・アブドルガワードが世を去る。孫たちが成人し、ヤーシーンの息子で美男子のリドワーンは男色趣味の政治家に可愛がられ、栄達の道を歩み始めるが、政権交代で運命が狂う。他方、シャウカト家に嫁入りしたハディーガの長男アブドルムネイムはイスラム原理主義に魅せられてムスリム同胞団に入り、次男アフマドは左翼の活動家となるが、二人は危険分子として逮捕される。懐疑と無為のうちに生きたカマールは、二人の信念と行動力、特にアフマドが人生と民衆を信じ、人間としての義務に邁進する姿に感銘を受ける。その頃アミーナは死の床にあり、アブドルムネイムの妻カリーマからアミーナの曾孫が生まれようとしている。
著者紹介 【マフフーズ】1911~2006年。カイロ生まれ。カイロ大学哲学科卒業後、創作活動に従事。アラブ社会の代表的作家として、1988年にノーベル文学賞に輝く。 
著者紹介 【塙】1953年外務省による戦後最初のアラビア語研修生としてカイロに学ぶ。アラビア語の習得が進むとともにマフフーズの文学に傾倒。アラブ7カ国に勤務。翻訳家。主な翻訳本「バイナル・カスライン上・下」など。