茶谷誠一/著 -- 筑摩書房 -- 2012.5 -- 210.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 210.6/チヤタ/一般S 118755549 一般 利用可

資料詳細

タイトル 宮中からみる日本近代史
書名ヨミ キュウチュウ カラ ミル ニホン キンダイシ
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 957
著者名 茶谷誠一 /著  
著者ヨミ チャダニ,セイイチ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2012.5
ページ数等 230p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり 年表あり
一般件名 日本-歴史-近代 , 皇室-歴史  
ISBN 4-480-06661-6
ISBN13桁 978-4-480-06661-9
定価 780円
問合わせ番号(書誌番号) 1101859073
NDC8版 210.6
NDC9版 210.6
内容紹介 大日本帝国における主権者は天皇であり、その大権は、各国家機関を経て代行されるシステムとして運用されていた。しかし、それは天皇が単なるお飾りであったことを意味するわけではない。天皇自身も政治的意思を持ち、それを取り巻く機関「宮中」もまた、国家の運営に大きな力を持っていたのだ。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それらから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
著者紹介 1971年生まれ。明治大学文学部卒。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、成蹊大学文学部助教。著書に「昭和戦前期の宮中勢力と政治」「昭和天皇側近たちの戦争」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 近代国家の建設と新しい宮中の姿―明治憲法体制下の宮中
第2章 大正から昭和へ―元老西園寺による宮中管理
第3章 政党政治の時代から軍部の台頭へ―宮中の苦悩
第4章 戦争の時代―宮中新体制と西園寺の死
第5章 破滅への道―側近による戦争終結への努力
第6章 敗戦後の国体危機―象徴天皇制へ
エピローグ 宮中を支えた「忠臣」たちの晩年