真鍋弘樹/著 -- 岩波書店 -- 2012.4 -- 369.31

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 369.3/マナヘ/一般H 118740491 一般 利用可

資料詳細

タイトル 3・11から考える「家族」
書名ヨミ サン ジュウイチ カラ カンガエル カゾク
副書名 戦後を問う、現在を歩く
著者名 真鍋弘樹 /著  
著者ヨミ マナベ,ヒロキ  
出版者 岩波書店  
出版年 2012.4
ページ数等 165p
大きさ 19cm
一般件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原子力発電所事故(2011) , 家族  
ISBN 4-00-023047-6
ISBN13桁 978-4-00-023047-6
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101857165
NDC8版 369.31
NDC9版 369.31
内容紹介 東日本大震災は、家族やコミュニティーの役割と意味について多くの問いを呼び起こした。それは、震災によって失われたもの、震災前から既に失われていたものをあぶり出し、戦後日本にとって家族とは何だったのか、「東北」とは何だったのか、という自問自答を私たちにもたらした。本書は、これまで「ロストジェネレーション」や「孤族の国」など時代の転換を証言する新聞報道に携わってきたジャーナリストが、被災地と都市圏、そして現在と戦後を往復する取材から、日本の家族のありのままの姿と、これからの可能性を描く試みである。
著者紹介 1990年朝日新聞社入社。岐阜支局、東京本社社会部、ニューヨーク支局等で報道に携わる。朝日新聞記者。2012年からニューヨーク支局長。著書に「花を-若年性アルツハイマー病と生きる夫婦の記録」等。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 家族と分断(被災の分断 被害の不連続;想定外という言葉;リスク社会と家族;植民地としての東北と家族)
第2章 被災地の力(東北人は忍耐強いか;災害ユートピア;死者との絆;震災と孤独死;不明高齢者と被災地)
第3章 フクシマと家族(原発離散家族;スローライフと放射能;原発で手足ちぎられ;フィリピン人妻と東北;家電と原発;分断を超えて)
第4章 3・11までの家族(集団就職列車;団地の幸せ競争;家族の戦後体制;岸辺のアルバム;団地という密室;孤育ての闇;カーボンコピーの私たち)
第5章 多様化が家族を救う―3・11後の家族(家族を襲うグローバル化;家族機能のアウトソーシング;グローバル・ジャングルでの生存戦略;震災という契機;人生の最後をともに;場所づくり;家族を超えて)