丹下和彦/著 -- 岩波書店 -- 2012.3 -- 991

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 991/タンケ/一般S 118721391 一般 利用可

資料詳細

タイトル 食べるギリシア人
書名ヨミ タベル ギリシアジン
副書名 古典文学グルメ紀行
シリーズ名 岩波新書
シリーズ巻次 新赤版1360
著者名 丹下和彦 /著  
著者ヨミ タンゲ,カズヒコ  
出版者 岩波書店  
出版年 2012.3
ページ数等 203p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 ギリシア文学 , 食生活-ギリシア(古代)  
ISBN 4-00-431360-0
ISBN13桁 978-4-00-431360-1
定価 720円
問合わせ番号(書誌番号) 1101848263
NDC8版 991
NDC9版 991
内容紹介 英雄アキレウスは何を食べていたか?アテナイ市民は大の魚好きだった?二日酔いにキャベツが効く?なぜ悲劇には食事の場面がない?―食文化の手がかりを求めて広くギリシア古典を渉猟し、人類普遍の営みの描写に古代の人間観を読み解く。
著者紹介 1942年岡山県生まれ。68年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、関西外国語大学教授、大阪市立大学名誉教授。専攻:西洋古典学。著書「ギリシア悲劇研究序説」ほか。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 英雄たちの食―叙事詩を読み解く(アキレウスの味覚―串刺しの肉塊;食いしん坊オデュッセウス―魚は食うや食わざるや;鯨飲馬食の徒―古代ギリシア大食い比べ)
2 酒のなかに「真」あり―抒情詩に浮かぶ人の世(酒の歌、恋の歌―酒仙詩人列伝;二日酔いにはキャベツ―英雄たちも飲んだ水割りワイン)
3 庶民のレシピ―喜劇は語る(農夫の食卓―小山羊の煮込みときらめく葡萄酒;ディオゲネスは蛸の刺身で死んだ?―魚食のアテナイ人;蒲焼はやはりきつね色―大好物の鰻;古代ギリシアの買い物ブギ―魚屋とのバトル)
4 食卓の周辺(絶食するパイドラ―なぜ悲劇に「食」が少ないか;英雄も「寝転んで」食べたか?―「寝椅子」のはじまり;パンで手を拭く―手掴み食のマナー;「影法師」から始まる?―食客の系譜;古代トイレ事情―海綿のウォシュレット)