高橋広満/著 -- 双文社出版 -- 2012.2 -- 910.26

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 910.2/タカハ/一般H 118795198 一般 利用可

資料詳細

タイトル 近代文学の古層とその変容
書名ヨミ キンダイ ブンガク ノ コソウ ト ソノ ヘンヨウ
著者名 高橋広満 /著  
著者ヨミ タカハシ,ヒロミツ  
出版者 双文社出版  
出版年 2012.2
ページ数等 304p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-近代  
ISBN 4-88164-605-2
ISBN13桁 978-4-88164-605-2
定価 4800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101843318
NDC8版 910.26
NDC9版 910.26
内容紹介 語り芸能や古典、制度や民俗などの古層との対話/葛藤によって生まれた作品たち。それらが踏まえ、変え、新たに建てようとしたものをみつめる。“語り手”や“話型”を問うことと、“差別”や“境界”を問うことを重ねて考える試み。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 (語り手の近代―森鴎外「山椒大夫」論;森鴎外と大嘗祭―「盛儀私記」「最後の一句」など;定型という戒め―島崎藤村「破戒」論)
2 (“模倣”のゆくえ―三島由紀夫「橋づくし」の場合;しんとく丸の二十世紀―三島由紀夫「弱法師」、寺山修司「身毒丸」など;増殖折口学、キャラクターとしての折口信夫―大塚英志・森美夏「木島日記」その他)
3 (梛子の実と柳田国男「海上の道」―文学と民俗学の交叉;古代幻視の構造 折口信夫のことば―天皇霊・みこともち・語部;栢のこと―「死者の書」の木)
4 (柳田国男「遠野物語」・夏目漱石「夢十夜」・田山花袋「生」など―「事実」と「境界」;川端康成と北條民雄―書簡を中心に;「異」なる声―小沼丹を視座とした井伏鱒二作品の一断面;太宰治と井伏鱒二―「葛原勾当日記」をめぐる;井伏鱒二「駅前旅館」―「宿」のこと;安岡章太郎「球の行方」論)