日下力/著 -- 角川学芸出版 -- 2012.2 -- 915.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 一般 915.4/クサカ/一般 118621103 一般 利用可

資料詳細

タイトル 中世尼僧愛の果てに
書名ヨミ チュウセイ ニソウ アイ ノ ハテ ニ
副書名 『とはずがたり』の世界
シリーズ名 角川選書
シリーズ巻次 501
著者名 日下力 /著  
著者ヨミ クサカ,ツトム  
出版者 角川学芸出版  
出版年 2012.2
ページ数等 223p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり 年表あり
個人件名 後深草院二条  
ISBN 4-04-703501-7
ISBN13桁 978-4-04-703501-0
定価 1700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101840833
NDC8版 915.4
NDC9版 915.49
内容紹介 『とはずがたり』は、後深草天皇の御所で育った作者・二条が自らの愛の遍歴と、尼となって東国・西国を旅した様子を綴った自叙伝だ。宮廷内の複雑な男女関係を披瀝したためか、昭和25年に一般公開されるまで、宮内庁に秘蔵されていた。二条はなぜ自分の過去を書き残したのか?読者を作品の中に引き込む劇的構成と、繰り返される言葉の効果を明らかにしながら、謎に包まれた『とはずがたり』の真相に迫る。
著者紹介 1945年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は軍記物語を中心とした中世文学。現在、早稲田大学文学学術院教授。著書に「平治物語の成立と展開」などがある 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序 自伝を読む行為の原点―誤解の始まり
第1章 執筆の動機―今、ここにありて
第2章 表現への執着―見ぬことも書く才能
第3章 制御できぬ心の自覚―過去への内省
第4章 異性への懐疑、あるいは怒り―聖と俗の交錯
第5章 旅修行を記す意味―心の安寧を求めて