安田敏朗/著 -- 人文書院 -- 2011.11 -- 810.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 810.9/ヤスタ/一般H 118615643 一般 利用可

資料詳細

タイトル かれらの日本語
書名ヨミ カレラ ノ ニホンゴ
副書名 台湾「残留」日本語論
著者名 安田敏朗 /著  
著者ヨミ ヤスダ,トシアキ  
出版者 人文書院  
出版年 2011.11
ページ数等 291p
大きさ 20cm
内容細目 索引あり
一般件名 言語政策-日本-歴史 , 植民地政策-日本  
ISBN 4-409-04102-9
ISBN13桁 978-4-409-04102-4
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101825373
NDC8版 810.9
NDC9版 810.9
内容紹介 日本植民地時代の「国語」教育、およびその「成果」をめぐる、当時から現在までの様々な言説を分析。台湾人の苛立ちと諦観、教育者の焦りと自己満足、旅行者のノスタルジー、言語学者の興奮など、日本語を話す台湾人という現象からあぶりだされるのは、むしろ日本人の日本語観である。ことばをめぐる政治・歴史・他者像を明らかにしてきた著者の最新書下ろし。
著者紹介 1968年神奈川県生まれ。91年東京大学文学部卒。96年東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。専門は近代日本言語史。著書「植民地のなかの「国語学」時枝誠記と京城帝国大学をめぐって」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに―「JAPANデビュー」
第1章 日本語への視線―「かれらの日本語」という問題
第2章 「かれらの日本語」発生の前提
第3章 「かれらの日本語」の発生
第4章 「かれらの日本語」の展開―一九四五年以降の台湾と日本語
第5章 「日本語教育史」の再編―「成功」の歴史なのか
第6章 「かれらの日本語」、その後―一九九〇年代以降の議論
おわりに―「わたしたちの日本語」の解体にむけて