ツベタナ・クリステワ/著 -- 筑摩書房 -- 2011.10 -- 911.102

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 911.1/クリス/一般H 118456684 一般 利用可

資料詳細

タイトル 心づくしの日本語
書名ヨミ ココロズクシ ノ ニホンゴ
副書名 和歌でよむ古代の思想
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 929
著者名 ツベタナ・クリステワ /著  
著者ヨミ クリステワ,ツベタナ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2011.10
ページ数等 253p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 和歌-歴史  
ISBN 4-480-06626-8
ISBN13桁 978-4-480-06626-8
定価 860円
問合わせ番号(書誌番号) 1101809571
NDC8版 911.102
NDC9版 911.102
内容紹介 「心」「日本語(言の葉)」「和歌」。これら三つは密接につながっている。日本語が発展したのは、和歌のおかげである。日本人の世界認識の根源には「歌をよむ」という営為があるからだ。「心」は日本の伝統文化のエッセンスであり、この叡知を定着させたのは和歌である。しかし、近代以降、西洋文明の獲得と引き換えに、日本語が培った叡知を私たちは失いつつある。その喪失を偲ぶとき、王朝文化における和歌の卓越が明らかになるだろう。本書は、近代文明を相対化する視点をはぐくむものとして、古代文学を捉えなおす試みである。
著者紹介 1954年ソフィア生まれ。78年モスクワ大学アジア・アフリカ研究所日本文学科卒。80~81年東京大学文学部国語・国文学科研究生。ソフィア大学東洋語教授、中京女子大学教授、東京大学大学院人文社会系研究科客員教授などを経て、現在、国際基督教大学教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 『竹取物語』―限りのない美と限りのない心
第2章 タブーと自由―人の心を種としたやまと歌
第3章 「月の影」とその彼方へ
第4章 「あいまいさ」の今昔
第5章 「月やあらぬ」とその英訳
第6章 日本語の限界と無限の表現力
第7章 外縁からのまなざし
第8章 助詞・助動詞のマジック・ミラー