小林茂/著 -- 中央公論新社 -- 2011.7 -- 292.038

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 292/コハヤ/一般H 118444615 一般 利用可

資料詳細

タイトル 外邦図-帝国日本のアジア地図
書名ヨミ ガイホウズ テイコク ニホン ノ アジア チズ
シリーズ名 中公新書
シリーズ巻次 2119
著者名 小林茂 /著  
著者ヨミ コバヤシ,シゲル  
出版者 中央公論新社  
出版年 2011.7
ページ数等 282p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 アジア(東部)-地図-歴史 , 軍事地理  
ISBN 4-12-102119-3
ISBN13桁 978-4-12-102119-9
定価 860円
問合わせ番号(書誌番号) 1101793672
NDC8版 292.038
NDC9版 292.038
内容紹介 明治初期から第二次世界大戦終結まで、日本がアジア・太平洋地域について作製した「外邦図」。陸軍が中心となり、戦争と植民地統治の「道具」として、朝鮮、中国、東南アジアと、進出に先駆けて作られた。その手段は、複製、秘密測量、空中撮影であり、現地での衝突も少なくなかった。本書は、初期の陸軍将校たちの偵察測量、日露戦争戦場での争奪、越境空撮など、従来知られていなかった作製の内実と利用の歴史を明らかにする。
著者紹介 1948年生まれ。74年京都大学・大学院文学研究科博士課程中退。九州大学教授などを経て、99年より大阪大学文学研究科教授。2003年より放送大学客員教授。著書「農耕・景観・災害-琉球列島の環境史」第4回人文地理学会賞受賞など。日本地理学会優秀賞受賞。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
外邦図の世界
近代国家と地図作製
草創期の外邦図作製―海外地理情報の編集
朝鮮半島の偵察と測量―日朝修好条規締結以後
中国大陸の偵察と測量―陸軍将校たちの「旅行」
日清戦争と初期外邦図
日清戦争とその後―臨時測図部設置とロシアとの角逐
日露戦争―地図争奪と後方での測量
日露戦争終結後の臨時測図部
植民地の土地調査事業―台湾・朝鮮・関東州
第一次世界大戦・シベリア出兵と外邦測量
空中写真による地図作製の発展
満州事変から第二次世界大戦へ―中国と南方の外邦図
外邦図作製の拡大と敗戦
外邦図と現代