酒井直樹/編 -- 以文社 -- 2010.11 -- 121.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 121.6/キンタ/一般H 118371502 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「近代の超克」と京都学派
書名ヨミ キンダイ ノ チョウコク ト キョウト ガクハ
副書名 近代性・帝国・普遍性
著者名 酒井直樹 /編, 磯前順一 /編  
著者ヨミ サカイ,ナオキ , イソマエ,ジュンイチ  
出版者 以文社  
出版年 2010.11
ページ数等 359p
大きさ 22cm
内容細目 内容: パックス・アメリカーナの下での京都学派の哲学 / 酒井直樹著 ; 高橋原訳
一般件名 日本思想-歴史-近代  
ISBN 4-7531-0285-8
ISBN13桁 978-4-7531-0285-3
定価 3600円
問合わせ番号(書誌番号) 1101741232
NDC8版 121.6
NDC9版 121.6
内容紹介 アジア・太平洋戦争のさなか、1942年の座談会「近代の超克」をめぐる、日本、欧米、アジアの研究者による国際シンポジウム。「近代の超克」の座談会には参加しなかった三木清も含め、西田幾多郎から田邊元を経て、第三世代の三木や西谷啓治へ繋がっていく京都学派は、特に新カント派、マルクス、ヘーゲル、フッサール、ハイデッガーを丹念に読破し、西洋近代思想の受容に多大な成果を上げると同時に、日本特有の「文化」という言説を創出してきた。その壮大な経緯を批判的に再検討する国際シンポジウム。
著者紹介 【酒井】1946年生まれ。シカゴ大学人文学部極東言語研究学科博士課程修了。現在、コーネル大学教授。著書に「日本思想という問題」「過去の声」「希望と憲法」など。 
著者紹介 【磯前】1961年生まれ。現在、国際日本文化研究センター准教授。著書に「喪失とノスタルジア-近代日本の余白へ」「記紀神話と考古学-歴史的始原へのノスタルジア」「近代日本の宗教言説とその系譜-宗教・国家・神道」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
パックス・アメリカーナの下での京都学派の哲学
1 「近代の超克」と京都学派(「近代の超克」と京都学派―近代性・帝国・普遍性;座談会「近代の超克」の思想喪失―近代とその超克をめぐる対立;西谷啓治と近代の超克(一九四〇‐一九四五年))
2 三木清と帝国の哲学―普遍性をめぐって(東亜共同体論と普遍性をめぐって―主体的技術論序説;「近代の超克」と「中国革命」―戦後日本思想史における二つのモメント)
3 「近代の超克」と「世界史的立場と日本」―帝国の役割(「近代の超克」思想と「大東亜共栄圏」構想をめぐって;同化あるいは超克―植民地朝鮮における近代超克論)
4 総合研究:日本における西洋近代の経験(近代との格闘―ジェイムズ・カズンズと日本・インド・脱植民地の文化;西洋の針路の喪失 東漸の終焉と脱ヨーロッパ化;「西側」近代性に対する抵抗と、「東洋的」沈潜への誘惑と)