木本喜美子/編 -- 旬報社 -- 2010.6 -- 367

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 367/シエン/一般H 118216301 一般 利用可

資料詳細

タイトル ジェンダーと社会
書名ヨミ ジェンダー ト シャカイ
副書名 男性史・軍隊・セクシュアリティ
シリーズ名 一橋大学大学院社会学研究科先端課題研究叢書
シリーズ巻次
著者名 木本喜美子 /編, 貴堂嘉之 /編  
著者ヨミ キモト,キミコ , キドウ,ヨシユキ  
出版者 旬報社  
出版年 2010.6
ページ数等 392p
大きさ 22cm
内容細目 内容: 男性史 「男性史」と歴史学 / 加藤千香子著
一般件名 男性 , 婦人問題  
ISBN 4-8451-1175-6
ISBN13桁 978-4-8451-1175-6
定価 4000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101705789
NDC8版 367
NDC9版 367.5
内容紹介 本書は、一橋大学大学院社会学研究科において、二〇〇六年四月から三年間にわたって続けられた先端課題研究7「日常実践/方法としてのジェンダー」の成果である。ジェンダー関連の書籍は、現在、入門書から専門書まで大量に生み出されているが、著者たちが心がけてきたのは、女性学や男性学、ジェンダー研究のテリトリーに閉じるのではなく、社会科学のなかにジェンダー視点を導入し、定着させ、その融合的な研究視座から、日常空間で作動するジェンダーに関わる諸問題(労働、家族、身体/生命、アイデンティティ、権力、政治秩序、市民社会、公共性、国際関係など)を可視化し、いかに対象化し研究として立ち上げることができるのか、それを徹底して追究することであった。
著者紹介 【木本】一橋大学大学院社会学研究科教授、家族と労働の社会学、労働組織のジェンダー分析。 
著者紹介 【貴堂】一橋大学大学院社会学研究科教授、歴史学・アメリカ史。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 男性史(「男性史」と歴史学;“フェミニスト男性史”は可能か―男性性権力の理論と歴史、そして運動;“男性の歴史”から“ジェンダー化された歴史学”へ―アメリカ史研究における男性性の位置;二〇世紀転換期イギリスの事務職員と“男らしさ”)
第2部 軍隊(軍事化と戦争の根源的要因としてのジェンダー;ジェンダー化される「ポストモダンの軍隊」―「新しさ」をめぐり動員される女性性 男性性;日本陸軍における男性性の構築―男性の「恐怖心」をめぐる解釈を軸に)
第3部 セクシュアリティ(セクシュアリティの変容?―エイリアン的他者から善良なゲイ市民へ;ゲイ権利運動とアメリカ政治―クロゼット、カミングアウト、アウティング;分断される「女 性」―愛国婦人会娼妓入会をめぐって;二〇世紀転換期アメリカにおける「白人奴隷制」)
第4部 政策・思想・教育(韓国における朴正熙政権の開発主義と家族計画事業―一九六〇‐一九七〇年代を中心に;アメリカ建国期における女子教育の思想―「共和国の母」論再考;ヘーゲルのジェンダー論をどう読むか―ヘーゲルの男女観に関する一考察;スポーツにおけるジェンダー関係の変化―アイルランド・ゲーリックゲームス)