宮地正人/著 -- 名著刊行会 -- 2010.5 -- 210.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 210.6/ミヤチ/一般H 118128986 一般 利用可

資料詳細

タイトル 通史の方法
書名ヨミ ツウシ ノ ホウホウ
副書名 岩波シリーズ日本近現代史批判
シリーズ名 歴史学叢書
著者名 宮地正人 /著  
著者ヨミ ミヤチ,マサト  
出版者 名著刊行会  
出版年 2010.5
ページ数等 317p
大きさ 20cm
一般件名 日本-歴史-近代  
ISBN 4-8390-0342-4
ISBN13桁 978-4-8390-0342-5
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101702827
NDC8版 210.6
NDC9版 210.6
内容紹介 戦後65年になる今日、歴史学界のみならず広く国民的にも新しい通史が求められている。岩波の「シリーズ日本近現代史」第一巻から第九巻は、このような要望に答えるために企画・出版されたものである。しかし、明治維新史を中心に日本近現代史を専攻し、通史叙述にも強い関心を持って来た著者は、このシリーズ全巻を検証する。第一巻の「成熟した伝統社会論」、第二巻の「国民国家論」、第七巻の「総力戦体制論」などが批判的に取上げられるが、とりわけ明治維新論や福沢諭吉論などの批判的論述は詳細であり、その論拠と自説とが緻密かつ実証的に展開される。
著者紹介 1944年久留米市生まれ。66年東京大学文学部卒。71年東京大学人文科学研究科博士課程中退、東京大学文学部助手。73年東京大学史科編纂所入所。82年同助教授。89年同教授。2001~05年国立歴史民俗博物館長。現在、東京大学名誉教授。著書「日露戦後政治史の研究」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 なぜ日本の近現代史を学ぶのだろうか
第1章 真向から対立する二つの明治維新論
第2章 民権運動をどのように位置づけるか
第3章 帝国主義世界体制への参入と天皇制国家の確立
第4章 軍部ファシズムと侵略戦争への道
第5章 敗戦と戦後改革をどう見るのか
終章 戦後という時代のとらえ方
付論1 国民国家の論じ方によせて
付論2 アジアと日本―世界史との関連性についての試論