丸川哲史/著 -- 講談社 -- 2010.5 -- 319.224

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 319.2/マルカ/一般H 118152209 一般 利用可

資料詳細

タイトル 台湾ナショナリズム
書名ヨミ タイワン ナショナリズム
副書名 東アジア近代のアポリア
シリーズ名 講談社選書メチエ
シリーズ巻次 472
著者名 丸川哲史 /著  
著者ヨミ マルカワ,テツシ  
出版者 講談社  
出版年 2010.5
ページ数等 222p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 台湾-対外関係  
ISBN 4-06-258472-7
ISBN13桁 978-4-06-258472-2
定価 1500円
問合わせ番号(書誌番号) 1101695204
NDC8版 319.224
NDC9版 319.224
内容紹介 親日か反日か。統一か独立か。しばしば二項対立で語られがちな台湾ナショナリズムは、日本と大陸中国、冷戦期とポスト冷戦期、米国のプレゼンスの低下と中国の台頭など、長期的かつ複数の視座で整理すると今なお続く東アジア近代のアポリア(難題)として見えてくる。日本人にとって重要な歴史経験でもある「台湾問題」を、詳細に読み直す。
著者紹介 1963年和歌山県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科単位取得退学。明治大学政治経済学部准教授。専門は台湾文学と東アジア文化論。著書に「台湾、ポストコロニアルの身体」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 なぜ「台湾ナショナリズム」を考えるのか
第1章 日本が見た台湾(近代日本の膨張主義と台湾;日本近代の進展と植民地台湾の「発展」;戦後日本と台湾の関係;植民地まだニズムというアポリア)
第2章 大陸中国が見た台湾(中国革命と戦前台湾;抗日戦争・内戦と国民党政権の移転;大陸中国の経済成長と台湾内部の変容;中国ナショナリズムが見た台湾)
第3章 東アジア冷戦―ポスト冷戦が見た台湾(台湾理解への鍵;脱冷戦への胎動;東アジア冷戦構造の変容)
第4章 東アジア近代が見た台湾(前近代中国が見た台湾;国民国家、帝国植民地主義、グローバリゼーション;アジア的思考を媒介として;東アジア近代のアポリアとしての台湾)