木村大治/編 -- 昭和堂 -- 2010.3 -- 489.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 489.9/インタ/一般H 118238081 一般 利用可

資料詳細

タイトル インタラクションの境界と接続
書名ヨミ インタラクション ノ キョウカイ ト セツゾク
副書名 サル・人・会話研究から
著者名 木村大治 /編, 中村美知夫 /編, 高梨克也 /編  
著者ヨミ キムラ,ダイジ , ナカムラ,ミチオ , タカナシ,カツヤ  
出版者 昭和堂  
出版年 2010.3
ページ数等 445p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 霊長類 , 社会的相互作用  
ISBN 4-8122-1008-9
ISBN13桁 978-4-8122-1008-6
定価 4400円
問合わせ番号(書誌番号) 1101689877
NDC8版 489.9
NDC9版 489.9
内容紹介 個体同士の相互作用を自然な状況下で観察し、その面白さを描写するインタラクション研究に注目。インタラクション研究会によるその研究成果をまとめた書。学問の垣根を越えてその魅力を伝える。
著者紹介 【木村】京都大学・大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・准教授。 
著者紹介 【中村】京都大学・野生動物研究センター・准教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 インタラクションの構造と理解(インタラクションと双対図式;霊長類学におけるインタラクション研究―その独自性と可能性;インタラクションにおける偶有性と接続;意図性帰属の勾配―他者に意図性を帰属することの起源)
第2部 インタラクションの境界(野生チンパンジーの「対面あいさつ」の記述分析―その枠組みについて;実感されるろう文化―コミュニケーションの逸脱の事例;「見る」‐「見られる」による相互行為の創出と拡張―チンパンジーの覗き込み行動の分析から;そのインタラクションを私たちはなぜ「遊び」と呼ぶのか―ニホンザルのワカモノ間インタラクションの映像分析から;手話会話における分裂―視覚的インタラクションと参与枠組み;偶有性にたゆたうチンパンジー―長距離音声を介した相互行為と共財のあり方;相互行為のポリフォニー―バカ・ピグミーの音楽実践)
第3部 インタラクションの接続(「Co‐act」と「切断」―バカ・ピグミーとボンガンドにおける行為接続;話し手になること、話し手になろうとしないこと―グループ・ディスカッションに見られる長い沈黙から;群れの移動はどのようにして始まるのか?―金華山の野生ニホンザル;バカ・ピグミーの歌と踊り―演技技法の分析に向けて;「より知る者」としての立場の確立―言い間違いの指摘とそれに対する抵抗;チンパンジー同士の相互行為からうまれる食物の価値;相互行為を支えるプラグマティックな制約―セントラル・カラハリ・サンにおける模倣活動の連鎖組織;相互行為は終わらない―野生チンパンジーの「冗長な」やりとり)