田口茂/著 -- 法政大学出版局 -- 2010.2 -- 134.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 134.9/タクチ/一般H 118096372 一般 利用可

資料詳細

タイトル フッサールにおける〈原自我〉の問題
書名ヨミ フッサール ニ オケル ゲンジガ ノ モンダイ
副書名 自己の自明な〈近さ〉への問い
著者名 田口茂 /著  
著者ヨミ タグチ,シゲル  
出版者 法政大学出版局  
出版年 2010.2
ページ数等 361,23p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
原書名 並列タイトル:Das Problem des,Ur-Ich‘bei Edmund Husserl
ISBN 4-588-15061-8
ISBN13桁 978-4-588-15061-6
定価 4900円
問合わせ番号(書誌番号) 1101675988
NDC8版 134.9
NDC9版 134.95
内容紹介 最晩年のフッサールが「原自我」という概念で呼んだ問題事象は、従来の現象学解釈にいかなる本質的変更を迫るのか?フッサールの膨大なテキストに徹底して寄り添い、その生涯にわたる思索と方法の展開をつぶさに跡づけながら、いまだ明確に提示されたことなき「原自我」論の根源性を初めて体系的に記述する、気鋭の画期作。
著者紹介 1967年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。同研究科博士後期課程にて単位取得後、98年よりDAAD奨学生としてドイツ・ヴッパータール大学に留学。早稲田大学、慶應義塾大学非常勤講師を経て、2005年より山形大学地域教育文化学部准教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論
第1部 「原自我」論への準備的省察―自明性・明証・視る者への問い(「自明性」の学としての現象学;「非‐自我論的」還元と明証への還帰―「視」の深まりについて;現象学的主題としての「自我」の発見)
第2部 「原自我」論の体系的解釈の試み(「主観性の逆説」から「原自我」の問いへ;原自我とエポケーの徹底化―問題の批判的限定;原自我と志向的変様―唯一性と等置;原自我の必当然的明証―「近さ」と「差異」としての自己)