永井均/著 -- 岩波書店 -- 2010.2 -- 329.67

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 329.6/ナカイ/一般H 118105777 一般 利用可

資料詳細

タイトル フィリピンと対日戦犯裁判
書名ヨミ フィリピン ト タイニチ センパン サイバン
副書名 1945-1953年
著者名 永井均 /著  
著者ヨミ ナガイ,ヒトシ  
出版者 岩波書店  
出版年 2010.2
ページ数等 435,7p
大きさ 22cm
内容細目 索引あり
一般件名 戦争犯罪 , 太平洋戦争  
ISBN 4-00-024654-2
ISBN13桁 978-4-00-024654-5
定価 11000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101675862
NDC8版 329.67
NDC9版 329.67
内容紹介 フィリピンにおける日本軍の残虐行為の捜査が本格化した一九四五年から、国交が回復されない中、モンテンルパのBC級戦犯全員が釈放された一九五三年までの八年間、アジア・太平洋戦争をめぐって日比両国は何を考え、どのように向き合ったのか。膨大な一次資料とインタビューに基づいて、戦後日比関係の出発点となった対日戦犯裁判のプロセスを明らかにし、その歴史的な意味を再考する。
著者紹介 1965年生まれ。立教大学文学部卒。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。現在、広島市立大学広島平和研究所講師。論文に「連合国民間人抑留者の戦争」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 日本軍による残虐行為の衝撃―高まるフィリピンの対日告発の機運(ワシントンの戦争犯罪局;フィリピン戦線での捜査活動;フィリピン人の怒りの原像)
第2章 「敗者の裁き」という隘路―敗戦直後の日本側戦犯政策とフィリピン問題(東久迩宮内閣の戦犯政策;政権交代と幣原内閣の立場;本間雅晴中将の処罰問題;「敗者の裁き」の幕引き)
第3章 フィリピンから見た東京裁判―被占領体験を伝え、忘却に抗する(フィリピンの参加経緯と判検事;ロペス検事の来日と初期行動;東京裁判の判決とフィリピン)
第4章 フィリピン軍による戦犯裁判―モンテンルパのBC級戦犯の軌跡(対日戦犯処理への着手;フィリピン軍の戦犯裁判;モンテンルパの日本人戦犯たち;戦犯釈放の政治力学)