井上薫/著 -- PHP研究所 -- 2010.1 -- 327.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 327.6/イノウ/一般H 118089873 一般 利用可

資料詳細

タイトル 平気で冤罪をつくる人たち
書名ヨミ ヘイキ デ エンザイ オ ツクル ヒトタチ
副書名 誤判は必然的に生まれる
シリーズ名 PHP新書
シリーズ巻次 651
著者名 井上薫 /著  
著者ヨミ イノウエ,カオル  
出版者 PHP研究所  
出版年 2010.1
ページ数等 219p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり
一般件名 刑事裁判  
ISBN 4-569-77631-0
ISBN13桁 978-4-569-77631-6
定価 700円
問合わせ番号(書誌番号) 1101668651
NDC8版 327.6
NDC9版 327.6
内容紹介 菅家利和さんの無実が確実になった足利事件。男性にとって決して他人事ではない痴漢冤罪。これらの悲劇はなぜ起こるのか。「起訴された刑事事件の有罪率―九九%」という驚くべき数字は、本当に妥当なものなのだろうか。実は日本の裁判官には、誤判を必然的に生んでしまうある心理傾向が存在する、と著者は指摘する。元裁判官だからこそ告発しうる冤罪の根源から、日本の司法の「建前」と「現実」の甚だしい乖離が見えてくる。
著者紹介 昭和29年東京都生まれ。東京大学理学部卒、同修士課程修了。民間の研究所に就職後、独学で司法試験に合格。61年判事補、平成8年判事任官。18年判事退官。19年弁護士登録。主な著書に「司法のしゃべりすぎ」など。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 有罪率九九%の疑問
第2章 足利事件に見る誤判の原因(足利事件の概要;DNA鑑定の光と影  ほか)
第3章 痴漢冤罪の場合(典型事例で考える;水掛け論でも有罪 ほか)
第4章 冤罪は必然的に起こる(告告人無罪推定の原則;裁判実務上の原則逆転 ほか)
第5章 冤罪蔓延がもたらすもの(裁判所の暴走;国民の基本的人権が有名無実化  ほか)
第6章 冤罪根絶のために(裁判腐敗の現実を知ってほしい;裁判所信仰を断ち切る   ほか)