アクセル・ホネット/著 -- 未来社 -- 2009.11 -- 321.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 321.1/ホネツ/一般H 117889174 一般 利用可

資料詳細

タイトル 自由であることの苦しみ
書名ヨミ ジユウ デ アル コト ノ クルシミ
副書名 ヘーゲル『法哲学』の再生
シリーズ名 ポイエーシス叢書
シリーズ巻次 59
著者名 アクセル・ホネット /著, 島崎隆 /訳, 明石英人 /訳, 大河内泰樹 /訳, 徳地真弥 /訳  
著者ヨミ ホネット,アクセル , シマザキ,タカシ , アカシ,ヒデト , オオコウチ,タイジュ , トクチ,シンヤ  
出版者 未来社  
出版年 2009.11
ページ数等 183p
大きさ 20cm
原書名 Leiden an Unbestimmtheit.∥の翻訳
一般件名 法哲学  
ISBN 4-624-93259-5
ISBN13桁 978-4-624-93259-6
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101660566
NDC8版 321.1
NDC9版 321.1
内容紹介 われわれが治療的な哲学理解の形式的図解を基礎に置くならば、『法哲学』の事実上の出発点を形成するものは、端的に代替となる正義論を立案するという意図ではなくて、まずは自身の現代における生活世界上の欠如または「苦しみ」の知覚である。他者を認めることなく、己れの欲望のおもくままに権利をもてあそぶ者たちを襲う、自由であることの苦しみ。コミュニケーションなき社会に蔓延する不透明な病理は克服されうるのか。『法哲学』に織りこまれた治癒と解放の論理を現代に再生する試み。フランクフルト学派新世代を代表する俊英がヘーゲル、そしてハーバーマスと対峙し批判理論の新たな地平を切りひらく。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 正義論としてのヘーゲル(個人的自由の理念―自律の間主観的条件;『法哲学』における「法・権利」―自己実現の必然的領域)
2 正義論と時代診断の関連(自由であることの苦しみ―個人的自由の病理学;苦しみからの「解放」―「人倫」の治療的意義)
3 近代の模範理論としての人倫の学説(自己実現と承認―「人倫」のための条件;「人倫」の過度な制度化―ヘーゲル的アプローチの問題)