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    八島太郎
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藤井忠俊/著 -- 岩波書店 -- 2009.11 -- 390.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 390.6/フシイ/一般H 117989769 一般 利用可

資料詳細

タイトル 在郷軍人会
書名ヨミ ザイゴウ グンジンカイ
副書名 良兵良民から赤紙・玉砕へ
著者名 藤井忠俊 /著  
著者ヨミ フジイ,タダトシ  
出版者 岩波書店  
出版年 2009.11
ページ数等 344p
大きさ 20cm
一般件名 帝国在郷軍人会  
ISBN 4-00-023030-1
ISBN13桁 978-4-00-023030-8
定価 2800円
問合わせ番号(書誌番号) 1101658542
NDC8版 390.6
NDC9版 390.6
内容紹介 「国体明徴運動」を主導し、戦前のファシズム体制を代表する組織としてのイメージが強い在郷軍人会。しかし、その実態はあまり知られていない。総力戦にそなえた社会の軍事的再編をも射程に入れた陸軍による組織運営は、地域秩序の中で生きる民衆でもある在郷軍人たちを前にしてどこまで貫徹されたのだろうか。軍隊的価値観と民衆的価値観との間で揺れ動き続けた在郷軍人会の歴史を、日露戦争後の発足からアジア・太平洋戦争敗戦による解体までを通して描く。
著者紹介 1931年山口県生まれ。「現代史の会」主宰。専攻は日本近現代史・民衆史。著書に「国防婦人会-日の丸とカッポウ着」「兵たちの戦争-手紙・日記・体験記を読み解く」「「黒い霧」は晴れたか-松本清張の歴史眼」。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに―在郷軍人は軍服を着た市民なのか
在郷軍人会の出発―日露戦後・在郷軍人会の位相
キーワードとしての良兵良民―軍隊的価値観と農村的価値観の相剋
市民社会と向き合う―大正デモクラシーへの対応
軍の危機感から生まれる国家主義
規約改正から青年訓練へ―総力戦の新体制
満州事変―蠢く銃後
国体明徴へ―非常時に運動する在郷軍人会
日中戦争―赤紙の祭りから戦線拡大へ
在郷軍人は玉砕要員だったのか―アジア・太平洋戦争
在郷軍人会とは何だったのか