本田和子/著 -- 筑摩書房 -- 2009.11 -- 367.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 367.6/ホンタ/一般H 118044290 一般 利用可

資料詳細

タイトル それでも子どもは減っていく
書名ヨミ ソレデモ コドモ ワ ヘッテイク
シリーズ名 ちくま新書
シリーズ巻次 813
著者名 本田和子 /著  
著者ヨミ ホンダ,マスコ  
出版者 筑摩書房  
出版年 2009.11
ページ数等 232p
大きさ 18cm
一般件名 児童 , 婦人問題  
ISBN 4-480-06517-2
ISBN13桁 978-4-480-06517-9
定価 740円
問合わせ番号(書誌番号) 1101653649
NDC8版 367.6
NDC9版 367.6
内容紹介 出生率低下は成熟社会に伴う必然。それにもかかわらず為政者は子どもを未来の「労働力=納税者」として増やそうとする。本書が明らかにするのは、そうした思惑とは裏腹に、産むことを拒み、あるいは少なく産むことを望んでいる女性たちの実態であり、また、「いま、子どもである人々」の存在意義である。少子社会はその当事者にとってどのような意味を持つのか、「子ども学」の第一人者が展望する。
著者紹介 1931年生まれ。元お茶の水女子大学初代女性学長。お茶の水女子大学名誉教授。児童学、児童文化論、児童社会史専攻。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 花開く「少子化論争」(働く女性の支援と「少子化対策」―初期の方針;「多産奨励対策」への批判;人口減少社会の制度設計;少子化を受け止めて;産まない選択をする人々;現行の「少子化論争」をめぐって)
第2章 「子ども削減」の系譜(近代以前の「子ども削減」策;近代以降の問題)
第3章 女性と母性の拮抗(女性にとっての「子ども」―「私的所有物」か「公共的財産」か;底辺層からの声;母性観の現代)
第4章 「子どもの発見」と児童の世紀(「科学」される子ども;「学校の生徒」となる子ども;「数字」で計られる子ども;「子ども消費者」の発見;「死なない子ども」の誕生)
第5章 「子ども」の存在意義(「効用」という尺度で計られるとき;当事者として「いま、子どもであること」)