川本三郎/著 -- 岩波書店 -- 2009.10 -- 910.268

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 910.2/カワモ-1/一般S 117982094 一般 利用可

資料詳細

タイトル 荷風と東京
書名ヨミ カフウ ト トウキョウ
巻次
副書名 『断腸亭日乗』私註
シリーズ名 岩波現代文庫
シリーズ巻次 B153
著者名 川本三郎 /著  
著者ヨミ カワモト,サブロウ  
出版者 岩波書店  
出版年 2009.10
ページ数等 335p
大きさ 15cm
個人件名 永井 荷風  
ISBN 4-00-602153-4
ISBN13桁 978-4-00-602153-5
定価 1000円
問合わせ番号(書誌番号) 1101648529
NDC8版 910.268
NDC9版 910.268
内容紹介 永井荷風(一八七九‐一九五九)の『断腸亭日乗』を読み込み、荷風の生きた時代と彼が愛した東京の細部を浮かび上がらせる。荷風はどんなものを食べ、どんな映画を見、どんな女性と付き合っていたのか。上巻では築地や麻布偏奇館での生活、鴎外への景仰、二世左団次との親交、深川・砂町の探訪、荒川放水路と元八まんの発見などが取り上げられ、併せて経済生活にもふれられる。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「病余の生涯唯静安を願ふのみ」―「老い」の見立て
老翁、俗を脱したり―「老人」への共感
「持てあます西瓜ひとつやひとり者」―単身者の文学
山の手の子の下町住まい
三味線の聞える町―築地界隈
下町のうっとうしさ
崖の上の家―偏奇館独棲
「余花卉を愛する事人に超えたり」―庭の小宇宙
庭好む人―焚き火と掃葉
山形ホテル
鴎外への景仰
「小鰺の塩焼、里芋田楽、味甚佳し」―淡白な食生活
左団次との親交
歌舞伎―愛すべきいかがわしさ
隅田川を渡って―深川
放水路の発見
煙突の見える新開地―砂町
「偶然のよろこびは期待した喜びにもまさる」―元八まんへの道
立ちあがる大東京―震災後の復興
ランティエの経済生活