河合幹雄/著 -- 洋泉社 -- 2009.9 -- 326.42

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 326.4/カワイ/一般H 118217655 一般 利用可

資料詳細

タイトル 終身刑の死角
書名ヨミ シュウシンケイ ノ シカク
シリーズ名 新書y
シリーズ巻次 222
著者名 河合幹雄 /著  
著者ヨミ カワイ,ミキオ  
出版者 洋泉社  
出版年 2009.9
ページ数等 190p
大きさ 18cm
一般件名 自由刑  
ISBN 4-86248-353-4
ISBN13桁 978-4-86248-353-9
定価 740円
問合わせ番号(書誌番号) 1101639139
NDC8版 326.42
NDC9版 326.42
内容紹介 ギリギリの決断を迫られかねない裁判員の死刑判定を回避すべく、死刑と無期刑の中間刑として導入が検討されている「仮釈放なしの終身刑」。だが、出所という一縷の希望もない終身刑囚を、現場の刑務官はいかに統制するのか。導入後に待っているのは、たとえ刑務所内で暴れてもこれ以上、刑が重くなることのない終身刑囚への優遇措置の蔓延と、寝たきりの彼らの介護、そして“死の看取り”である。“死ぬまで監禁刑”が孕む弊害を、法社会学の俊英が問う。
著者紹介 1960年生まれ。京都大学大学院法学研究科法社会学専攻博士課程修了。現在、桐蔭横浜大学教授。専門は法社会学。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 凶悪犯罪の実態―犯罪は増加も凶悪化もしていない
第2章 日本の刑務所―基本姿勢は「なるべく入れない、できるだけ早く出す」
第3章 死刑制度の実像―日本の死刑制度はいかに運用されてきたのか
第4章 無期刑囚の実態―知られざる仮釈放制度の運用状況
第5章 仮釈放なしの終身刑が抱える矛盾―“死ぬまで監禁刑”は現場の混乱を招く
第6章 被害者の視点―目指すべきは犯罪者への「厳罰」ではなく遺族の「再出発」
第7章 日本社会の犯罪者に対する古い掟―犯罪者は世間から永久追放