渡部泰明/著 -- 岩波書店 -- 2009.7 -- 911.101

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 911.1/ワタナ/一般H 117901127 一般 利用可

資料詳細

タイトル 和歌とは何か
書名ヨミ ワカ トワ ナニカ
シリーズ名 岩波新書
シリーズ巻次 新赤版1198
著者名 渡部泰明 /著  
著者ヨミ ワタナベ,ヤスアキ  
出版者 岩波書店  
出版年 2009.7
ページ数等 245,5p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 和歌  
ISBN 4-00-431198-5
ISBN13桁 978-4-00-431198-0
定価 780円
問合わせ番号(書誌番号) 1101629820
NDC8版 911.101
NDC9版 911.101
内容紹介 たった三十一文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは?答えのカギは、「演技」という視点にあった―。身近な疑問を入口に、古典和歌の豊富な具体例をあげながら、千三百年も続いてきた文学形式の謎に真っ向から取り組む。歌の言葉と人が生きることの深いかかわりを読み解く、刺激的な一書。
著者紹介 1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。フェリス女学院大学、上智大学を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻:和歌文学・中世文学。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
和歌は演技している
1 和歌のレトリック(枕詞―違和感を生み出す声;序詞―共同の記憶を作り出す;掛詞―偶然の出会いが必然に変わる;縁語―宿命的な関係を表す言葉;本歌取り―古歌を再生する;和歌的レトリックとは何か―まとめの講義)
2 行為としての和歌(贈答歌―人間関係をつむぐ;歌合―捧げられるアンサンブル;屏風歌・障子歌―絵と和歌の協和;柿本人麻呂影供―歌神降臨;古今伝授―古典を生き直す)
和歌を生きるこということ