今橋理子/著 -- 東京大学出版会 -- 2009.4 -- 721.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 721.7/イマハ/一般H 117862352 一般 利用可

資料詳細

タイトル 秋田蘭画の近代
書名ヨミ アキタ ランガ ノ キンダイ
副書名 小田野直武「不忍池図」を読む
著者名 今橋理子 /著  
著者ヨミ イマハシ,リコ  
出版者 東京大学出版会  
出版年 2009.4
ページ数等 359,33p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり 索引あり
個人件名 小田野 直武  
ISBN 4-13-080212-7
ISBN13桁 978-4-13-080212-3
定価 6500円
問合わせ番号(書誌番号) 1101608589
NDC8版 721.7
NDC9版 721.83
内容紹介 日本在来の画材を使って、果敢に洋画を描こうとした秋田蘭画派・小田野直武。洋画法を平賀源内に学び、『解体新書』の挿図を担当した画家は、一体誰のために、何を意図してこの画を描いたのか。静寂な風景画に見えるこの一枚のなかには、中国美人画の文学的言説から、同時代の江戸風俗、鑑賞の遊びまでが隠されていた―近代を先取り、近代になってこそ再発見された絵画思考を甦らせる。著者四半世紀の研究にもとづく大作。
著者紹介 1964年東京都生まれ。87年学習院大学文学部卒。89年同大学院人文科学研究科哲学専攻博士前期課程修了。93年同博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、東海大学文学部専任講師を経て、現在、学習院女子大学国際文化交流学部教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「不忍池図」が語るもの
第1部 「不忍池図」が無かった時代(日本近代美術史上の秋田蘭画―平福百穂『日本洋画曙光』再考)
第2部 トポスと象徴―「不忍池図」とは何か(トポスとしての不忍池;池の畔にたたずむ美人)
第3部 視覚の仕掛け―「円窓」試論(円窓の内;框窓と借景―文人たちの窓)
知られざる前衛志向