安田敏朗/著 -- 平凡社 -- 2008.8 -- 810.2

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 810.2/ヤスタ/一般H 117370886 一般 利用可

資料詳細

タイトル 金田一京助と日本語の近代
書名ヨミ キンダイチ キョウスケ ト ニホンゴ ノ キンダイ
シリーズ名 平凡社新書
シリーズ巻次 432
著者名 安田敏朗 /著  
著者ヨミ ヤスダ,トシアキ  
出版者 平凡社  
出版年 2008.8
ページ数等 284p
大きさ 18cm
内容細目 文献あり 年表あり
一般件名 日本語-歴史-近代  
個人件名 金田一 京助  
ISBN 4-582-85432-X
ISBN13桁 978-4-582-85432-9
定価 880円
問合わせ番号(書誌番号) 1101526435
NDC8版 810.2
NDC9版 810.26
内容紹介 わが国の代表的な国語学者・言語学者であり、文化勲章受章者という像が支配的な金田一京助。だが実は、敗戦による自己反省なきままに温存された国語学の宿痾を一身に体現する人物でもある。同郷の石川啄木にたいする無償の援助をはじめ、美談に彩られたそのイノセントな人物像の陰には、日本語を考える際に看過できない問題が存在する。金田一京助の内在的論理を実証的に追いながら、近代日本語成立に潜む力学を浮き彫りにする。
著者紹介 1968年神奈川県生まれ。91年東京大学文学部卒。96年東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。専門は近代日本言語史。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 問題のありか―「イノセント」であること
第2章 アイヌ語との出会い―日本帝国大学言語学の射程
第3章 「言語」論とその展開―戦前・戦中の議論を軸に
第4章 歴史認識・社会論―敗戦直後の議論を軸に
第5章 あらたな国語を求めて(一)現代かなづかいをめぐって
第6章 あらたな国語を求めて(二)標準語論と敬語論をめぐって