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    とはずがたり
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森まり子/著 -- 講談社 -- 2008.7 -- 316.88

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 316.8/モリ/一般H 117347503 一般 利用可

資料詳細

タイトル シオニズムとアラブ
書名ヨミ シオニズム ト アラブ
副書名 ジャボティンスキーとイスラエル右派一八八〇~二〇〇五年
シリーズ名 講談社選書メチエ
シリーズ巻次 418
著者名 森まり子 /著  
著者ヨミ モリ,マリコ  
出版者 講談社  
出版年 2008.7
ページ数等 269p
大きさ 19cm
一般件名 シオニズム  
ISBN 4-06-258418-2
ISBN13桁 978-4-06-258418-0
定価 1600円
問合わせ番号(書誌番号) 1101519254
NDC8版 316.88
NDC9版 316.88
内容紹介 「(アラブ人との)合意につながる唯一の道は『鉄の壁を建てる』ことであり、それはイスラエルの地ではいかなる状況下でもアラブ人の圧力に屈しない力がなければならないことを意味する」(一九二三年の論文「鉄の壁」より)。二〇〇二年に着工、今なお未完成のヨルダン川西岸に分離壁。その理論的基盤となる思想を唱えたのが、リクードのイデオロギー、修正主義シオニズムの鼻祖ジャボティンスキーである。紆余曲折を経て先鋭化されていった彼の民族論は、イスラエルの対アラブ強硬論を読み解く重要な鍵となる。民族と国家との関係はどうあるべきか?この紛争に未来はあるのか?混迷の続くパレスチナ問題の核心と本質に迫る意欲作。
著者紹介 1970年東京都生まれ。東京大学教養学部卒。同大学大学院総合文化研究科博士課程修了。オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ留学、ハーバード大学中東研究所博士研究員・所属研究員を経て、現在は東京大学非常勤講師。専門は中東近現代史。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 多民族国家における模索(一八八〇~一九一七年)―修正主義シオニズムの濫觴(ロシア帝国におけるジャボティンスキー;オーストリア=ハンガリー帝国の民族問題とジャボティンスキー ほか)
第2章 民族国家と「鉄の壁」(一九一七~一九四〇年)―ジャボティンスキーと修正主義運動の世界観(修正主義運動の誕生;ジャボティンスキーの民族観と国家観 ほか)
第3章 ジャボティンスキーからメナヘム・ベギンへ(一九三〇年代~1981年)―修正主義運動の転換と継承(修正主義運動の分裂とリクードへの道;ブリット・ハビリョニームの「逸脱」 ほか)
第4章 甦る「鉄の壁」(一九八二~二〇〇五年)―ジャボティンスキーの遺産と現代イスラエル政治(レバノン戦争と極右の擡頭;シャミルとレヒの復権 ほか)