三浦雅士/著 -- 岩波書店 -- 2008.4 -- 910.268

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 新書文庫 910.2/ミウラ/一般S 117324171 一般 利用可

資料詳細

タイトル 漱石
書名ヨミ ソウセキ
副書名 母に愛されなかった子
シリーズ名 岩波新書
シリーズ巻次 新赤版1129
著者名 三浦雅士 /著  
著者ヨミ ミウラ,マサシ  
出版者 岩波書店  
出版年 2008.4
ページ数等 248p
大きさ 18cm
個人件名 夏目 漱石  
ISBN 4-00-431129-2
ISBN13桁 978-4-00-431129-4
定価 740円
問合わせ番号(書誌番号) 1101502055
NDC8版 910.268
NDC9版 910.268
内容紹介 漱石が生涯抱え続けた苦悩。それは母の愛を疑うという、ありふれた、しかし人間にとって根源的な苦悩であった。『吾輩は猫である』『坊っちゃん』から『明暗』まで、この「心の癖」との格闘に貫かれた漱石作品は、今なお自己への、人間への鮮烈な問いとして我々の前にある―現代を代表する文芸評論家が、批評の新たな地平をしめす一書。
著者紹介 1946年青森県生まれ。評論家。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 母に愛されなかった子―『坊っちゃん』
第2章 捨て子は自殺を考える―『吾輩は猫である』
第3章 登校拒否者の孤独―『木屑録』と『文学論』
第4章 母を罰する―『草枕』と『虞美人草』
第5章 母から逃れる―『三四郎』『それから』『門』
第6章 母に罰せられる―『彼岸過迄』
第7章 向き合うことの困難―『行人』と『心』
第8章 孤独であることの意味―『道草』
第9章 承認をめぐる闘争―『明暗』