月本洋/著 -- 講談社 -- 2008.4 -- 815.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 815.1/ツキモ/一般H 117264378 一般 利用可

資料詳細

タイトル 日本人の脳に主語はいらない
書名ヨミ ニホンジン ノ ノウ ニ シュゴ ワ イラナイ
シリーズ名 講談社選書メチエ
シリーズ巻次 410
著者名 月本洋 /著  
著者ヨミ ツキモト,ヒロシ  
出版者 講談社  
出版年 2008.4
ページ数等 248p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり 索引あり
一般件名 日本語-構文論  
ISBN 4-06-258410-7
定価 1600円
問合わせ番号(書誌番号) 1101498590
NDC8版 815.1
NDC9版 815.1
内容紹介 英語で“I love you.”とは言っても、日本人は決して「私はあなたを愛している」などとは言わない。「雨が降る」を英語で言うと、“It rains.”のように「仮主語」が必要になる。―これはどうしてか?人工知能研究と脳科学の立場から、言語について実験と分析を重ねてきた著者が発見した新事実。それは、日本語の音声がもつ特徴と、主語を必要としない脳の構造とが、非常に密接な関係にあることだった。斬新な視点による分析と、工夫をこらした実験、先行研究への広範な検討を重ねて、主語をめぐる長年の論争に大きな一石を投じる、衝撃の書。
著者紹介 1955年東京都生まれ。東京大学工学部卒。同大学院修士課程修了。現在、東京電機大学工学部教授。専攻は人工知能、データマイニング。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
1 人は言葉をどのように理解しているか
2 仮想的身体運動としての想像
3 仮想的身体運動による言葉の理解―身体運動意味論
4 心の理解―仮想的身体運動による心の理解
5 母音の比重が大きい言語は主語や人称代名詞を省略しやすい
6 主語や人称代名詞の省略は母音で決まる―身体運動統語論
7 文法の終焉