井村行子/著 -- 有志舎 -- 2008.3 -- 226

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 226/イムラ/一般H 117059760 一般 利用可

資料詳細

タイトル 異教徒から異人種へ
書名ヨミ イキョウト カラ イジンシュ エ
副書名 ヨーロッパにとっての中東とユダヤ人
著者名 井村行子 /著  
著者ヨミ イムラ,ユキコ  
出版者 有志舎  
出版年 2008.3
ページ数等 184p
大きさ 19cm
内容細目 文献あり
一般件名 中近東-歴史 , ユダヤ人 , 西洋史  
ISBN 4-903426-11-4
定価 2200円
問合わせ番号(書誌番号) 1101488140
NDC8版 226
NDC9版 227
内容紹介 ヨーロッパ世界にとって、中東世界とはどのようなものだったのか。中世ヨーロッパの「異教徒」観から、やがて人種論が創出され、「内なる他者」ユダヤ人を「異人種」として差別していく思想構造を分析する。欧米世界が今なお抱える中東・ユダヤ人への「まなざし」の原点を問う。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ―「異人種」の創造
1 異教としてのイスラム(コーランのラテン語訳―言葉による改宗の兆し;ラモン・リュイ―言葉による改宗;ピエール・デュボワ―国家による十字軍?;ギヨーム・ポステル―国家による改宗)
2 転換(「神の言葉」を求めて―アラブのもう一つの顔;バロックの退屈―「客観的な学問」の兆し)
3 人種論の生成(セム語学の成立―宗教に対する寛容と人種に対する不寛容;インドの再発見―インド・ヨーロッパ語学の成立;「セム族」の神話―再び神となったアラブ;アーリア神話の誕生―人種論の生成)
エピローグ―よりあわされた視線