李薫/著 -- 法政大学出版局 -- 2008.2 -- 210.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 210.5/イ/一般H 117222798 一般 利用可
鳥取県立 2階環日 210.5/イ/環日 117351530 環日 利用可

資料詳細

タイトル 朝鮮後期漂流民と日朝関係
書名ヨミ チョウセン コウキ ヒョウリュウミン ト ニッチョウ カンケイ
シリーズ名 韓国の学術と文化
シリーズ巻次 27
著者名 李薫 /著, 池内敏 /訳  
著者ヨミ イ,フン , イケウチ,サトシ  
出版者 法政大学出版局  
出版年 2008.2
ページ数等 319p
大きさ 22cm
内容細目 文献あり
一般件名 日本-対外関係-朝鮮-歴史-近世  
ISBN 4-588-08027-X
定価 4500円
問合わせ番号(書誌番号) 1101485058
NDC8版 210.5
NDC9版 210.5
内容紹介 本書では、膨大な対馬藩政史料などを読み解き、近世日朝間に生じた漂流問題、漂流民送還を実務的に担った対馬藩と朝鮮・東莱府役人との外交折衝の実態を追究する。前近代における両国沿岸部の漁民・海民らの遭難・漂流・漂着・送還をめぐり、民衆レベルでの接触・交流および日朝の外交交渉はいかに行われたか、その困難かつ複雑な問題を解決する過程を通じて、「漂流民送還体制」と「善隣友好」の実態、近世日朝関係史の実像に迫る労作。本書はまた、日本の中世史・近世史研究における近年の動向に呼応し、その成果を踏まえ、学問的交流を実らせた業績でもある。
著者紹介 【李】梨花女子大学校史学科卒。筑波大学大学院歴史人類学研究科修了。大韓民国国史編纂委員会史料研究委員を経て、現在、東北亜歴史財団第一研究室長。 
著者紹介 【池内】京都大学文学部卒。同文学研究科博士後期課程中退。鳥取大学教養部講師などを経て、現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。著書に「近世日本と朝鮮漂流民」「「唐人殺し」の世界」「大君外交と「武威」」がある。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 朝鮮後期漂流民送還体制と日朝交隣(朝鮮前期、漂流・漂着に対する朝鮮の認識と漂流民送還;朝鮮後期、沿岸住民の日本漂着と朝鮮の対応;朝鮮後期、漂流民送還体制と対日関係;朝鮮後期、日本人の朝鮮漂着と送還;開港前期における日本の政治的変動と漂流民送還体制の変質)
第2部 朝鮮後期漂流民送還をめぐる日朝交渉と交隣の実態(一六八二年の漂流民「順付」送還実施と対馬藩;一七三六年、日本漂船に対する「雑物」支給と日朝交渉経路の変更;日本における朝鮮人漂流民送還事故と「善隣友好」の実態)