石川巧/著 -- 講談社 -- 2008.1 -- 376.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
鳥取県立 書庫 376.8/イシカ/一般H 117187579 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「国語」入試の近現代史
書名ヨミ コクゴ ニュウシ ノ キンゲンダイシ
シリーズ名 講談社選書メチエ
シリーズ巻次 405
著者名 石川巧 /著  
著者ヨミ イシカワ,タクミ  
出版者 講談社  
出版年 2008.1
ページ数等 232p
大きさ 19cm
一般件名 入学試験 , 日本語  
ISBN 4-06-258405-0
定価 1500円
問合わせ番号(書誌番号) 1101476732
NDC8版 376.8
NDC9版 376.8
内容紹介 国語入試のなかでも、とりわけ「現代文」という科目は、読解力を問わねばならないため、つねに、客観性と公平性をどう実現するかという難問にさらされてきた。高等学校の共通試験に現代文が定着した大正期から、戦前期を経て、戦後民主主義、小林秀雄と天声人語のブーム、そして共通一次、マークシート化に至るまで、入試問題はどのように国民の言葉=国語を規定してきたのか。その歴史的な文脈を明らかにする力作。
著者紹介 1963年秋田県生まれ。立教大学大学院博士課程満期退学。専攻は日本近代文学。現在、立教大学教授。 

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 入試現代文前史
第2章 入試現代文のはじまり
第3章 帝国大学の入試現代文
第4章 「読む」とはどういうことか
第5章 日本精神の発揚と国文学の急成長
第6章 戦後民主主義教育のなかの入試現代文
第7章 「傾向と対策」の登場―予備校と「蛍雪時代」
第8章 「客観」幻想の果て―マークシート化をめぐる言説